こんにちは、
東京都議会議員(町田市選出)の
おくざわ高広です。
 
○「三人寄れば文殊の知恵」とは、
 
特別に頭の良くない人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵が出るもの
 
という意味のことわざですが、4月以降、意識的に会派の3人で共に視察する時間を増やしています。
※斉藤都議も森沢都議も大変頭が良く勉強熱心です。ことわざの意味とは少し趣が異なる内容となりますがお許しください。
 
 

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@MIRAILABO∞KIDS

 

 
○物事を多面的・多角的に捉えることが重要とは分かりつつ、まだまだ未熟な私は、どうしても自分にとって都合の良い面ばかりを見てしまう傾向があります。しかし、3人で活動を共にしていると、自分ひとりでは全く気付かなかった視点に気づかせてもらえます。例えば、先日視察させて頂いた学校法人正和学園においても、同じ施設を見て、同じ話を聞いているはずなのに、斉藤都議は、自らが担当委員会に所属していることもあり制度の問題点から捉え、森沢都議はご自身のお子様を思い浮かべて(?)保護者と子どもの目線から捉えています。そして、私は、なぜ保育制度が複雑になってしまったのかという政治のパワーバランスに主眼を置いて捉えました。
 
○前職で明石市にある認定こども園みつばこども園の神尾理事長と何度も意見交換させて頂いていた経験から、保育行政はあまりにも複雑であることや既存の施設運営者にあまりにも有利な制度設計になっていることに対して問題意識をもっていました。今般、正和学園の齋藤理事長にお話を伺うと、保育・幼児教育施設の運営形態は20を超える状態になっていること、その根本的な原因として、小泉政権の改革から民主党政権、その後の安倍政権へと移り変わる中で、目先のニーズに応えつつ既存のステークホルダーの権利も守ろうとした結果として、複雑怪奇な制度が生まれてしまったことを知りました。これが真に子ども達や保護者のニーズに合っているのであればまだしも、何のためにあるのか分からないような基準が残っているなど、抜本的な改革が必要であると感じた次第です。
※先日、明石を訪問した際に、神尾理事長と久々の再開。相変わらずパワフル!
 
○私は常々、これからの時代に必要な政治家の役割とは何だろうかと自問自答しているのですが、利害関係の調整役はその一面でしかないと考えています。十人十色、多様な考えを尊重しようという時代にあって、誰もが等しく満足する答えなど存在しません。だからこそ、一つでも多くの意見に耳を傾け、多角的に物事を捉え、今だけでなく将来にわたっての全体最適=第三の選択肢を導き出すことが必要だと考えています。
 
○最後に、齋藤理事長の言葉をお借りすると、
 
子どもたちの生きる時代は、私や皆さんの生きている時代とは違います。
自分達の視点を押し付けないようにしましょう。
 
全てに通ずる考え方であると思います。引き続き、視座を高め、視界を広く、物事を捉える幅を拡げていけるよう取り組んでまいります。
 
☟併せてお読みください☟
斉藤都議ブログ 保育の質の向上とは何か?

 

森沢都議ブログ 保育行政、幼児教育について考える

 

 

※学校法人正和学園の皆様、視察を受け入れて下さり、ありがとうございました。

 
☆イベントのお知らせ☆

 

「夏休み!親子で社会科見学」

~東京都議会ってどんなところ?~

日時: 2019年7月23日(火) 10時~13時頃
集合: 10時に東京都議会議事堂2階エントランス
     ○都営大江戸線「都庁前」駅直結
     ○JR新宿駅 徒歩10分程度
参加費: 昼食の実費

☆ご参加の場合はお申し込みフォームにご記入ください↓
https://forms.gle/XwnuedbLqYWt4hWx7

(定員:15組30名程度/共同主催:森沢きょうこ都議会議員)

 

 

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