ドラマ「秘密」の容疑者たん的続き⑪
平介はなかなか言葉が出ない…
どんどん焦りはつのる…
焦りの限界まで達した時…
直子が話しかけてきた。
「平ちゃん…」
えっ!!!!!!!!!!!!
言葉には出さなかったが…
正確に言うならば、心臓が爆発するほどの驚きで平介は何も言葉には出来なかった。
聞き間違いかもしれない。
もしくは幻聴なのかもしれない。
平介は頭の中で色々考えた…
外にいる直美の楽しそうな笑い声が部屋には響いている。
「平ちゃん…」
「わたしだよ…直子だよ」
少しの静かな時間の後、直子はハッキリと言葉にした…
つづく…