気づいたら大切なカメラに傷入ってたってことないですか

今回はバヨネットマウントを使っていると

従来のレンズキャップが付けられない問題を解決します


SMCシリーズなど、バヨネットマウント式コンバージョンレンズを使うダイバーが増えています

ノーティカムの「NAバヨネットマウントシステム」は水中でも簡単に着脱でき、ワイドとマクロ、超接写を柔軟に切り替えられるのが大きな魅力です


ですが、

こんな悩みを持っている方も多いはず

バヨネットマウントを使っていると

従来のレンズキャップが付けられない

船上やビーチエントリーの際にポート面(ガラス)がむき出しで不安

カメラ桶や水槽に入れてると上から他の人のカメラやライトが被さっていたなどなど


また新品に付属してくる

カバーはすぐ緩んで外れる(気がする)し柔らかくてなんか不安

ウチのはすでにどこかへ行っちゃったし...


そこで!

解決策は「アダプター1個追加+67mmキャップ」

これらの問題を解決するシンプルな方法がこちら

NAバヨネットアダプターリングMCをもう1個追加

(※レンズ側にはすでに1個装着されている前提)

インナーロック式(センターピンチ式)の67mmレンズキャップ



組み合わせるとこうなります

アウター式キャップではなく、インナーロック(センターピンチ)式キャップにすることがポイント

通常のレンズキャップのようにアダプターにしっかりフィットします


これで船上やビーチ移動中にポート面をしっかり保護

特にビーチエントリーや浅場での移動時に安心感が段違いです

さらにデリケートなバヨネット機構(爪などのロック部分)も覆っていますので衝撃等から守ることができます


■ この方法のメリット


● ポート前面保護に最適

岩場や砂浜を歩くビーチエントリー/エキジット時や浅瀬での移動、また船の上での機材置き場でもガラス面やバヨネット機構を確実に保護できる

カメラ桶や水槽に入れてても安全安心


● 運用はとても簡単

エントリー直前にアダプターごと外すだけ

水中まで付けて行ってBCポケットにインでもOK


● 水中でのレンズ着脱も今まで通り

ウミウシなど寄りたい時にはSMCシリーズを装着

引き気味の構図や背景を生かすならノーマルマクロへ

水中でのリアルなワークフローにマッチします


「ポートを守りながら、バヨネットのメリットも最大限に活かす」

そんな運用法が、このアダプター+キャップ方式です


少し費用は掛かりますが市販品のみ無改造で再現可能なこの方法は多くのバヨネットユーザーにとって非常に実用的です

ポート面の破損リスクを抑えながら、水中では自由にレンズ交換を楽しめる

そんなダイビングライフにぜひ取り入れてみてください!


おかげでウチのポートは傷ゼロビックリマークたぶん


ちょっとマニアックな記事になってしまいましたが

詳しくは

シーマンズベイダイビングクラブ