世の中には言わずと知れた天才達がいる。
私が24歳の時に知り合った人が正にそれ
あべちゃんっていう方で当時は33歳の同期の中でも断トツのおっさんだった。
そんな彼は酒とクラブミュージックと女と海をこよなく愛する
根っからの遊び人である
見た目は坂口憲二をめちゃくちゃ田舎者にした様な感じ
週末になると渋谷と六本木に繰り出しては翌週に何がどうなったかをいつも語ってくれる人で
そんなあべちゃんの話を聞くのが楽しみでしかたなかった
金曜日にあべちゃんと飲んでたら鳴る着信
引き伸ばされる時間
出ないの?の一言に飛び上がる阿部氏
「あ、いやーちょっと、これは出ちゃいけないやつ♡😋」
いいや出たらいんじゃないん😁?
うーん、わかったわ
はい!?、、あぁ!
「どこいんだよ!!私と約束はぁ!!」
今ですか!?アレ!?電波悪いですか??
「今すぐ渋谷にぃーー」
ブチっ
シマ飲み直そうや😋w
フフッなん?どゆうことなん?w
やりすぎよwあべちゃん笑
あ「シマももっと経験した方がいいよ🥴コ○ジロームの怖さとかね笑」
意味不明な男気に魅力を感じる阿部氏との3ヶ月程の濃ゆい日々は私の脳裏に今でも鮮明に覚えている
ある日熊谷で阿部氏と飲んでると
シマ、ギャルと飲みたいよねぇ〜😋ねぇ、ギャルと飲もうやwと言うと速攻でそこらへんのお姉さん達に声かけまくって
「ちょっと飲みましょうよwちょっとだけw」
ガンガンいく感じにたまげてすげーと思って
飲みましょうw飲みましょうwって言ってたら
当然の様についてくる女子らと乾杯
女子ら「え?お兄さん達何歳なの?」
私「24歳だよ」
阿部氏
さ、さんじゅう
ちゃんちゃーーーい!!
もう面白すぎて永遠にすきだなぁって思ったね
超絶盛り上がったナンパ飲み会
忘れられない思い出
まさかのまさか
あの頃の33歳に
今日私がなりました
あの勢いあるさんじゅうちゃんちゃいよりは程遠い
33になったし
ネギ切って
肉ぶち込んで
すき焼き作って
ちゃんとケーキも食って
私のお誕生日ですから
おれのさんじゅうちゃんちゃいはどうなるんやら
コレからが楽しみだね