「博多もん」の巻 | あさだたかしの『替玉、硬麺で!』

「博多もん」の巻

昨日、いつもの如く、

アルバイトをしていたら

系列店の新人さんと

少し、絡む機会がありました。

新人さんは、やたらハキハキしていて、

とても愛想が良いので、

私は「コイツ、どっかの芸人さんやないんか?」

と、疑いをかけていました。

早速、私は新人さんの

正体をあばくべく、

プロファイリングを

かけてみました。

「このバイトしてどのくらいなの?」

「2ヶ月です。」

「昼間は何してるの?」

「学生をしています。」

「大学生?」

「はい、○○大学です。」

「ごめん、聞いたことない。」

「生まれは?」

「自分、福岡県です!」

「(無言で握手)」

「え!?九州の方ですか?」

「オレも福岡やろもん!」

「マジっすか!?自分、福岡市です」

「オレは飯塚市」

「あ・・・飯塚ですか?」

「キサン、今、タチ悪そうって思ったろ?」

「いやいやいや、ちょっと田舎やな~って」

「くらすぞ、キサン!」

「くらさんでくださいよ!」

*博多弁 くらす=殴る

詳しく聞いたら、

系列店の新人さんは

福岡出身で、あの全国区の

東福岡高校のラグビー部で、

大学でもラグビーやってるそうです。

だから、キビキビ、ハキハキ

してたんやね。

東福岡ラガーメン、

私より14歳も下です。

初々しいです。

でも今度、飲みに行く約束しました。

ラガーメンは現在、

彼女が居ないそうなんで、

私は偉そうに、

今度飲みに行く時、

「女の子、用意しとくわ!」

と、豪語しました。

さぁて、どげんしょ・・・

後輩の女芸人に頼むかなぁ・・・

ちなみに、私はまだ彼に

自分の正体をバラしていません。

一応、プロボクサーになる夢を

10数年、捨てきれずに

バイトしながら、

頑張っている奴になってます。

さぁ、今日はキングオブコントの

1回戦です。

自然体で頑張ってきます。