木陰で眠ってばかりいたこと | たかはたけいこのブログ

木陰で眠ってばかりいたこと

この船に乗って
マキコさんは
赤道を走っている
 

 

この椅子に座って
私は海を眺めている
 

 

それにしても
潮風にあたりつづけるのは疲れる
 
子どもの頃
伯母の嫁ぎ先に夏休みになると
泊まりに行った
 
そのたびに
子どもたちは毎日 海辺に行っていたことを
思い出した
 
私は木陰で
眠ってばかりいた