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アメリカを襲った大恐慌の後
ほとんどの人は
失業していた
だから
どんな仕事でもとびついた
彼は爆弾装填工場で働き始めたけれど
自分が何を作っているのか
作ったものがどう使われるか
考えなかった
毎日の食事が
稼げれば
安定した給料が
入ればいい
父も母も彼も
日々を生きるために仕事をしていた
戦争が長引くと
軍需工場の給料が上がり
彼ら一家は
いい勤め先をみつけたと
喜んでいた