生きるための仕事 爆弾装填工場 | たかはたけいこのブログ

生きるための仕事 爆弾装填工場

 

アメリカを襲った大恐慌の後

ほとんどの人は

失業していた

 

だから

どんな仕事でもとびついた

 

 

彼は爆弾装填工場で働き始めたけれど

自分が何を作っているのか

作ったものがどう使われるか

考えなかった

 

毎日の食事が

稼げれば

安定した給料が

入ればいい

 

父も母も彼も

日々を生きるために仕事をしていた

 

戦争が長引くと

軍需工場の給料が上がり

 

彼ら一家は

いい勤め先をみつけたと

喜んでいた