ムコスタ点眼液発売3周年記念講演会in栃木 | 日々雑感

日々雑感

レンズ好きじじいのひとり言

宇都宮グランドホテルにて、19時30分より、21時30分まで上記開催された。講演Ⅰとして、自治医大眼科准教授小幡博人先生による「結膜の診かたとドライアイ」、講演Ⅱとして、京都府立医大眼科准教授横井則彦先生による、「涙液破壊と摩擦亢進を視点に置く新しいドライアイ診療」。2題とも大変勉強になった。特に小幡先生の結膜の診かたとドライアイについては具体的な臨床症例の写真を見ながらのわかりやすい解説で明日からの臨床に直接役に立つ内容だった。結膜の面積は角膜の面積の17倍。Belmonteの知覚計で知覚を測定すると、角膜も結膜もほぼ同じ感度。フルオレセインで角膜を染めてみる方法は、ブルーライトカットフィルターをつけてみるとより鮮明に見ることができる。これは、FAと同じ原理。490で励起したら、530nmの蛍光をキャッチする。横井先生のお話はちょっと難しかった。とにかく、BUT短縮型ドライアイはムコスタ、糸状角膜炎にもムコスタ。