ドイツの勉強で驚いたこと…
それはー
塗り絵や、絵を描く機会が非常に多い!ということ。
別に美術の授業が多い、ということではありません。
算数や国語の授業に、塗り絵や絵を描きながら覚える手法が非常に多く使われている!ということです。
これは丸や四角を見つけて色を塗ろうという算数の宿題です
出来上がった単語を書いて、絵まで書きなさい、という宿題。
絵もいるんだ~(笑)と、思いました。
毎日の学校帰り、長男アユに、今日の宿題は~?と聞くと、
大抵が、
「今日はこの単語を書いたあとは、この単語の絵のところもちゃんと色を塗ってね、だって」とのこと。
最初は「塗り絵なんてどうせ勉強のオマケだろうし、無理にしなくていいんじゃない?」と言っていたのですが、
「ダメだよ!それで怒られてた子いたよ。それも大事な宿題だからちゃんとやってね、だって」とのこと。
はじめは特別クラスだから仕方ないのかな~とも、思っていたのですが、毎日2時間ほど入る普通クラスでもそうらしいのです。
現地校に通っているベテランママさん(日本人)にこの話をすると「特に一年生はそうだよね~。ドイツの一年生なんて、幼稚園の延長みたいな勉強よ~」とのこと。
ドイツはアルファベットなので、日本の子供たちのように、ひらがな、漢字、カタカナを覚えなくていい分、少しゆとりがあるのかも知れません。
こんな「遊び」のような勉強から、数年後にはギムナジウム(大学に行くための進学校。ラテン語などマニアックな語学も学ぶ。)に行く子もたくさんいるドイツの教育。
たしかに子供が楽しみながらできる要素満載の教材ではあるのですが…
「S」を書かせるのに、どんだけ工夫するの!?(笑)って感じの「S」文字の練習。
今後、どんな風に学力が伸びていくのか楽しみ、
というか不安、というか、不思議です。。。