紫陽花たちが咲き進んで額の硬化が始まった




ここまで来ると余程の日照りでない限り安心



凜花子も順調、多花性ペチュニア特有の仕立ての難しさもなく、植え付け時の切り戻しから何もしてないのにこの通り


公言通り、雨ざらしで1日中日の当たる場所に置きっぱなしだけど葉焼けも花の傷みも皆無


梅雨時に近影に耐えうる凜花子、流石です✨

さて・・・

今回は庭に集う小鬼たちの話しでもしましょうかね


私の庭、午後はいつでも子供達が居るんです

近所中から子供達が集まって虫探し


始めはお兄ちゃん達に連れて来られ、カマキリ怖いってピーピー泣いてた子も1年後には・・・


こんなんなっちゃう😆

今では年下の子の立派な指導員

小さすぎるカマキリは籠で育てるのはとても難しくて餓死させてしまうことを年下君に教えたりしてます


私は国が婚姻を認めてくれない性別だし、本格的な同性婚が認められたとしても私は結婚願望そのものが無い

もちろん私には命の種を宿す器も与えられて居ないので、子を授かることも無い

でも、庭が私に子供達との交流を与えてくれる、彼等に私が会得して来た知識を受け渡すことが出来る


水陸空を制するトンボの話しも良く聞いてくれるし、ダンゴムシ談義にも花が咲く




ご両親や学校から教え込まれた害虫益虫の概念を破壊してしまってるのは、ご両親や教員達に申し訳ない気もするけど、それもまた多様な価値観を柔和に受け入れる今どきの子供達には心地よいのかも知れない


私が故郷から与えたられた命達と向き合う楽しさ、それをこの小さな庭で故郷の血を受け継ぐ子供達に与えてあげられる事が何より幸せだ


季節は止まることなく・・・

いつの間にか庭はラベンダーやヤロー(アキレア)が花盛り






エキナセアも色づき始めてる




夏の気配を察して高まる胸

ルドベキアに恋する私




子供達と一緒に眺めた庭の覇者


この、命の連鎖で成り立つ星に産まれながら、異性を愛することの出来ない自身の存在に疑念を抱き続けた若い頃・・・

生きることへの罪悪感に苛まれた思春期から青年期、それでも私は生きることを選択し続け今が在る

トランスジェンダーとして生きる以上、特定の男性と交際する事も拒み続けて来たのに、まさか、この年で私の全てを受け入れてくれる最高の彼氏に巡り会えるなんてね・・・

いや、違う、やっと私が私を受け入れたんだ、今までだって私を愛し、交際を申し込んでくれた男性は何人も、何十人も、何百人も(⇐おいっ❗❗❗)居たけど、私が私を受け入れられずに居たから彼等を信じることも愛することも出来なかったのだと思う

子供も怖かった、子供達に私が接する事で、後々変な影響が出やしないかと、頑なに子供達との接触を避け続けたりもした


どんな薔薇より鋭いトゲで他者を遠ざけながら過ごしてきた

だけどもう、その必要もなくなったようです

ドルトムントが夏の開花の準備を始めてる


この穏やかな日々が愛しい・・・

キラキラと輝く子供達の目から逃げずに居られる事が愛しい

恋人と言う存在に心身を委ねる事が出来る今が愛しい・・・

生きることを諦めないで良かった