季節ごとの花を贈りたいと心から思える友人に出会えた事はガーデナーとして最高の喜びです
紫陽花を捧げる時、私は毎年彼女を自宅に招き、庭を散策しながら彼女自身にハサミを入れてもらいます
今、フローリストで有りながらネイリストでも有る彼女のサロンは我が家の花たちが誇らしげに飾られています
彼女のアレンジは洗練されて居ながらも堅苦しくない親しげな雰囲気で、それはそのまま彼女を移し、宿してるなと感じます
でも、私が背中を押しました『これを切って生けて一日花とするのもまた醍醐味じゃない』って、ところがどっこい、彼女は水下がりさせる事なく数日経ってもこの通り✨
花数が多く、しかも八重、そんな『てまりてまり』を、更には蕾までを萎れさせないでアレンジする技術と愛情、私は持ち合わせてません、流石だなと毎回ホレボレしちゃう🥹
秋色になった藍姫は見た瞬間にこの花器に投じる事を決めてたらしいです
もともと藍姫の秋色が大好きですが、こんなに美しかったかしらと改めて気づかせて貰えます
なんて言うの?、ほら、バラエティ番組とかで主婦の方が美容チームの手によりシンデレラに変身する的なのあるでしょ?
そんな感じ🥹
見慣れてるはずの伴侶の魅力を他者が教えてくれるみたいな、そんな新鮮な気持ちになります
そして、彼女は花材を最後まで慈しむフローリストなので、ずっと前に贈った葉焼けのオオデマリも投棄せずにスモークツリーと共に大事にされてました
サラッと生けられた姿も素敵です
こちらはシックでラグジュアリー😍
サラッと幾つかのアレンジに添えられてる薔薇も、きっと彼女は紫陽花たちを引き立てつつ、薔薇特有の自己主張がない品種を厳選したのだと思います
薔薇、鶏頭、カラー、スモークツリー以外の花材が我が家の子たちです
ディアブロやアキレアの使い方にセンスが光るな〜🥹
人参の花も彼女の手にかかるとレースフラワーにしか見えなくなっちゃうし✨
点在させて有るハーブたちもホント、素敵っ🥰
最後は、私から彼女へ捧げたヴェネチアングラスの花器と我が家の花たちのアレンジメント
ラベンダー『グロッソ』やチェリーセージ、それからキャロットフラワーがスモークツリーからチラチラ見えて、梅雨の庭が再現されたような雰囲気にキュンとします
私が、これも切ろうよと言うと彼女が、今日は要らないよって、そんな花やグリーンが幾つも有りました、えー、めっちゃ生け時なのに〜って思ってましたが、アレンジの数々を拝見すると解ります
そっか、確かにここにあれが居たら、これが入ってたら、、、
彼女はきっと完成が見えてたんだと思います
そこがプロなんだろうな〜🥹
それでも無理やり持たせた数々の花やグリーンたち、それらは彼女のプライベートスペースで彼女だけを癒やしてくれてるそうです
今回、彼女が頑なに拒んだアナベルたちは咲き進んで緑がかった頃に派遣しようと思ってます✨