暴風に慣れている私でさえ怯んでしまうほど吹き付けの厳しい1日でした


咲いてくれた薔薇達もあっという間に花びらが傷んで千切れて吹き飛ばされたりで・・・

なので、今日は室内にこの子を招いて鉢を塗り替えました

ビフォーを撮ってなかったのでいきなりアフター


初めに漆黒、その上に金、紫、黄をランダムに重ね、明るすぎる部分に漆黒を更に重ねました

塗料が乾かない内にシルバーのグリッターを散らして完成


タイトルの“抱擁”ですが・・・


この子は我が家のロサグラウカとロサルゴサアルバが紡いでくれた命なので名前が有りません

父であるグラウカから美しい色彩と花姿


特に、蕾の愛らしさはグラウカに良く似てる


基本的な花姿は母であるルゴサの面影が強いですが、母より顔が2周りほど小さくて、小顔の父よりは2周りほど大きくて、両者の特徴をまさに足して2で割ると言った感じ




全体的な姿はルゴサの雰囲気ですが、ルゴサ特有の枝全体を覆う無数の針のようなトゲが有りません


無数のトゲは受け継ぎませんでしたが、頑強な地下茎は見事に受け継ぎ、ミントのように地下茎で繁殖します




葉もまた両親それぞれの特性を2分しながら保持してます、ルゴサほどの厚みと大きさはなく、グラウカほど薄くてデリケートでもなく、夏は丸裸になるほどの暑がりな父とは異なり、母と同じく酷暑の中でも飄々とした佇まい


両親の美徳が各所に散りばめられたこの子に名を与えました


『ハグ』


我が家の愛しいハグ

お見知りおき下さいませ