初夏はサプライズ

秋に植え込む春の花は当然ながら私が植えた場所で咲いてくれる、夏の宿根草も基本的には私が植えた場所で育つ

春が終わり本格的な夏の前、この時期は零れ種で殖えてくれた草花達が主役

7年前、この土地を手に入れて即座に被災した故郷へ向かった、津波に呑まれながらも生き抜いて蔓延るフランスギクを掘り上げて移植した、そのフランスギクの子孫たちが今年も庭のあちこちで風に揺れる




私の”好き“は世論や情報や流行に翻弄される事も毒される事もない

駆除対象のオオキンケイギクすら大歓迎、売り買いした訳ではなく風が私に贈ってくれたギフトなのだし違法ではないはず

私の庭にオオキンケイギクは良く似合う


被災した故郷にはハリエンジュの巨木が沢山居た、私はハリエンジュの香りが充満する朝霧に包まれる事が大好きだった

いつか、この子も立派な大木になってくれるかな


輝きを放つ金糸梅の若葉


アタチ、にゃにも舐めてないよっ!




彼が贈ってくれたダイアンサス“ソフトクリーム”の甘い香りは桜さんのお気に入り、いつもスンスンしながら舐めてます

開花を催促するかのようにクレマチスをスンスン




すっくと撫子


パンジーもビオラも現役です




ムギワラギクも解けてきた、見てるだけでカサカサと聴こえてくるよう


朝日のピンスポを浴びる桜さん


年中吹き抜ける暴風の影響か、零れ種からの発芽がほとんど無い我が家でオオキンケイギクとエリゲロンは大助かり


粗野な花が好き

男も純朴に限る

桜さんは私の全てを知っている