看取り介護ってヤツを甘く見てた
日増しに衰弱して行く父
食べたいものも食べられなくなって、飲み物すら介助無しには難しくなって
私が眠れないとか疲労困憊だとかはどうでも良い
あの誇り高かった父が小さくなってしまって、涙を浮かべながら私に『迷惑かけて』とか『ありがとうございます』とか、、、
頼むから敬語とかめっちゃ止めて欲しい
頼むからこれ以上父の自尊心を削がないで欲しい
体力を奪い、気力を奪い、時間を搾取するだけで十分だろう
人の真価は尊厳だ
命は気高い
心は何ものにも囚われる事なく自由に馳せる翼だ