1年の内で1週間だけ逢える花

今年も訪れてくれた芍薬の花と過ごす夢のような時間

蕾が綻んだのは水曜日



芍薬は蕾が解れると急激に咲き進む



蓄え続けたエネルギーを一気に放出するように、爆発にも似た勢いで




幾重にも重なる花びらが見る間に解き放たれて行く様子は本当にドラマチック




密生する雄蕊の蠢きは、生命の根源に有る美や醜を超越した畏怖すら感じてしまう


1番花が開けば、導火線に繋がれた爆弾が次々と弾けるように、他の蕾も連動する


ドカン、ドカン、ドッカン






2日目にして3輪が弾け、翌日は5輪目まで咲き進んだ


まるで打ち上げ花火






もっとゆっくり咲いてくれても良いのになと、毎年思いながら眺めてる




そして3日目


7輪目まで開花


残る蕾は2つ

4日目を迎える明日、カーテンを開いたら8輪目が咲いてるのだと思います