ハマナスの起承転結
蕾が綻んだのが3日前
この時点で素晴らしい香りを放ち、周囲の虫達に開花間近の告知を開始
ハマナスに負けじとカモミールの1番花も香りを放つ
花びらが開くほど香りも強まる
きっと、桜の鼻は私の何倍もハマナスの香りを捕らえてるんだろうな
今週の仙台は涼しいと言うよりは肌寒さを感じるほどで、この日も気温は15度、風も強く、ハマナスは八分咲きで夜を迎えた
八分咲きのハマナスは、山芍薬の風情と重なる、葉と花の対比、薄く繊細な花びら、蕊の雰囲気など、とても良く似ていると思う
2日目(昨日)
快晴の初日とは異なり曇天、気温は少しだけ上がり17度、風も穏やかでハマナスも上機嫌
香りは更に強まり辺りに素晴らしい香りが漂う
満開、既に花粉が花びらに落ちてる、あっという間に熟す蕊
次々と集まる虫
虻や蜂が列をなしてハマナスの色香に酔いしれる
途絶える事のない虫達の訪問、限られた僅かな時間で受粉を松任させる為にハマナスは強い香りを放ち続ける
もちろん他の花も、それぞれの戦略で虫に呼び掛ける
モンタナも優しいバニラの香りを放ってる
ひなたの桜はビスケットの香りで虫干しニャウ
3日目(本日)
朝イチでハマナスに逢いに行くと花びらを風に委ねてた
まだ花びらには香りが残り、地に落ちれば瞬く間に地を這う虫達が集う
たった1日しか咲かない花
だけど、その1日で多くの虫の腹を満たす花
惜しげもなく虫をもてなし、潔く花びらを手放す献身の花
真実の美しさを今年も本当に有り難う