九尾狐の再臨・・・

歴史に深い爪痕を刻んだ傾国の美女達が顔を揃えてる・・・


妲己


楊貴妃


玉藻前


・・・これから、これ以上の爆咲きを迎えるのかと思うと嬉しいような、切ないような、ちょっと残念なような、複雑な気持ちになる

1輪1輪をじっくり堪能したいタイプのパンジーなのに、こんなに一気に花が上がってしまうと圧倒されてしまい、花の魅力を見落としてしまいそうで怖い

株の裾では第2第3の傾国達が息を潜めてる

沢山、沢山、ひしめき合ってる、まるで傾城に使える禿達みたい


花の“いろは”は『散りぬるを』ってね

咲いてしまえば『浅き夢』よ

だから、もう少しだけ、ゆっくり、少女の頃を楽しんでも良いんじゃない?

やっぱり、今年は春が早いね

例年なら、パンジーの爆咲きを見れるのは、こちらでは4月に入ってから

関東や関西では秋に迎えたビオラが、早くも終盤を迎え始めたなんて聞こえて来ます

もしかしたら、こちらでも、パンジー&ビオラと過ごせる時間が、いつもより短いのかも知れませんね・・・

寒いの嫌いとか、散々言って来た分際で、早い春の訪れを憂うなんて、私ってどんだけ身勝手でワガママなのかしら

御天道様も呆れ果てますよね