今年は前倒しで庭仕事に取り掛かった方が良い気がする、結局、積雪らしい積雪もなく、ただただ冷たい暴れ風が吹き付ける植物達には厳しい冬だった


私は一切、剪定も刈り取りもせず、植物達に自らの枯れた部分でセルフマルチングをさせ、ハラハラしながら見守った



北国では雪に覆われないほうが植物達のダメージは大きい、直接霜に当たるし、命を吸い尽くすような冷酷で乾いた強風が直撃するから


先日の雨水で、暦通り、雪ではなく雨が降りた、それを確認し、晩秋から手付かずだった庭に向かい、剪定と刈り取りを終わらせた

例年なら、土はまだ凍てついててスコップも入らない、だけど、積雪がなかった今年は日中は陽光を浴びて土が溶けるせいか、土の様子が2月とは思えない


庭がおかしい、季節が読めない、夏はどんなだろう、その前に恐ろしい寒の戻りに見舞われたりしないだろうか

考えてもキリがない、このまま春に突入するんだって信じて、って言うより賭けだ、迷いも戸惑いも捨てて踏み切る

土を起こす、四方八方に蔓延り過ぎたミントを間引く、低木達にハサミを入れる、宿根草達の枯れた地上部を刈り取る

もう、やっちゃった

後は天命に託すしかないもんねっ!!!

今年は余りブログにも出してない紫陽花以外に何の見所もない、放置したミントとワイヤープランツが足の踏み場もないほど広がってる敷地の北側も手掛けてみようと思う


ワイルドフラワーと言うミックスシードを試してみようと思ってます

西洋のこぎり草、花菱草、アリッサム、シレネ、クローバーなどの種がブレンドされてるらしいけど、何となく想像がつく

実際はクローバーが7割を占めるんじゃないかな、クローバーの中から申し訳なさそうに他の草花が顔を出す感じになるんだと思う

そして、その後、他の花は年々消えて行くのに、クローバーだけは蔓延り続け、抜いても抜いても抜いても抜いても抜いても抜いても抜いても抜いてもクローバー

それも、ティントシリーズみたいなカラフルなクローバーなんかじゃない、生粋のシロツメクサ!

でも、それで良い、私の庭のように極端に痩せた土壌には豆科のパイオニアプランツの効能は有り難い

空気中の窒素を土中に留めてくれるし、繁り過ぎた地上部は惜し気なく緑肥として使わせて頂ける

そうそう・・・


まだ日記で紹介してなかったビオラ

上の写メは3週間くらい前に撮ったもの、園芸店の隅っこに追いやられて枯れかけて50円の捨て値を貼られてたのを連れ帰って療養させてた復活苗

この子が“お召し替え”を始めました


寒さでブルーイングしてた紫が抜けて春色に移り始めました




魅力的なラベンダーカラーの優しいベインが消えてしまうのは少し寂しいけど、咲きたかった本来の姿に戻れるのは嬉しいだろうね

黄色の花が極端に少ない私の庭で、紅一点ならぬ黄一点で玄関先を明るくしてくれると思います


この鉢は全て復活苗、左側2つは瀕死で30円でしたが、どうよっ!



インスタグラムでビオラに詳しい方々が教えてくれました

ワインレッドのフリル咲きパンジーは“絵になるスミレ”

他の2つは“ぞうさんビオラ”

教えて貰って調べたら、あらまビックリ

貴方達、ホントはずいぶん御高い御身分のオセレブビオラ&パンジーだったのねっ(笑)