リース作りにハマってる、20個くらい作って知人や友人に配りまくった



生けてる花材もいずれはリースに成る

こんな色合いが大好きだ、春を経て夏を凌いだ深くて濃い緑に不屈の安定感を見て落ち着く


家中に森を招いたような感覚



私は心地好い安堵を賜る


愛知へ嫁いだリース


まだ瑞々しさが残るフレッシュリースの状態で配送した、乾きながら色褪せて行く姿も楽しんでもらえたらと思って・・・


仕上げの微調整に何度もラインをさせて頂き、リクエストで赤く細いリボンを添えた


先日の日記で紹介した、岩手に迎えて頂いたリースは、深い愛を注がれてて胸が温かくなる、送ったリースに友達をとユーカリとヒペリカムを生けてくれた、なんだか私にまで友達が出来たように思えて幸せだ



テーブルにも抹茶色




台風が折って行った庭の抹茶色も生ける


台風とのコラボだ



自然は恩恵と脅威に区別を持たない、どちらも自然の素顔

私達“命”は“たまたま”生かされてるに過ぎない、だからこそ、今日も“たまたま”生かされた事に対して、深い感謝と喜びを感じずに居られない


全ては“たまたま”が与えてくれている奇跡だと私も桜も津波から学んだ



その“たまたま”はいかに気紛れかも、桜も私も知っている、寝そべる桜の腹部を歩く蟻、桜が寝返れば蟻の“たまたま”は終わってしまう・・・


何が起ころうと、桜も私も日々の幸せを見失ったりはしないんだ



咲いては散り、散っては実り、無数の種の中から僅かで良い、たまたまのたまたまに巡り会えて芽吹く奇跡を願って枯れて逝く花


私も桜もそうして産まれた、星の数ほどの兄弟を掻き分けて勝ち取った命だ・・・


“あなたもそうなの?”

そうだよ、桜、虫や花は私達がお母さんの胎内で済ませた生存競争を地上で遂げるの、だから、庭に放とうね、桜が見つけたダンゴムシ・・・


生きてる事を楽しんで下さい




紫檬