雨がやみました、寒いけど・・・


嬉しそうに庭を巡る桜


年中吹き付ける強風に晒されても倒れずに踏ん張る草花達が頼もしい


ここは背丈の有る宿根草も居るけど支柱は立ててない、過剰に土を耕さない、過剰に肥料を与えない、水やりは余程でない限り天に任せる、これが強風に負けない草花を育むコツ・・・

とは、断言出来ない、強風に負けない草花を育む1番の要素は強い照りつけ、だから、半日陰の裏庭では、同じ種類でも育ち方が違って来るし、種類によっては支柱が必要になる・・・

そんな裏庭では、待ちに待った人参の花が咲きだした



“魅せるフィボナッチ”

複雑怪奇な造形美に見いられる、あんまり覗きこみ過ぎるとスリーディーアートみたいに目が回って来ます


背丈は80センチくらい、半日陰だとかなり大株になります、ジギタリスもここに植えてあげれば背が伸びたんだろうな・・・


次々蕾を上げるので、夏場の生け花に重宝します、切れば切っただけ花が増えるパワフルプランツ


全体像、葉っぱも20センチ越え、葉っぱも擦りきれると人参の匂いを放ちます


シロタエギクの花、あれ?やっぱり可愛い、なんで今まで嫌いだったのかを考えてたら思い出した、昔、園芸書で花を咲かせると株が弱り枯れ込む事が有るので花は咲かせず摘みましょう、みたいな事が書かれてて、私はそれを忠実に守って来てたらしい、だから、固い蕾の状態しか知らなかった!!!

でも、もう、摘まない、この庭では、花を咲かせたところでシロタエギクはきっと弱らない、そんな気がする


この子には全く肥料をあげなかった、だから花数が少なくて、花も小さい、握りこぶしくらい、葉っぱも小さい、それがなんとも上品に見える、来年からは他の紫陽花も肥料を減らしてみようかな?

あっ!今、紫陽花達が私の悪巧みに気付いたらしく“やめて~”って電波飛ばして来た(笑)

植物は知性を有してるって私は信じてる、私達が思う知性の在りかたとは異なるけど、無計画に生きてるとは思えない、言語伝達能力に長けた私達は、饒舌こそが知性だと勘違いしてしまいがちだけど、言語を持たない生物達の知性が私達に劣るだなんて傲慢の極みだとすら思う

寧ろ、言葉でしか理解出来なくなってしまった私達こそが真の意味での知性を失ったのではないだろうか?とすら思う

コメンテーターや批評家が生態系に貢献出来てるか?

それこそが、私の答えだ、説明なんか不要でしょ?


で、その知性で私を翻弄する空の覇者・・・

遊ぶのよね、カラスは楽しみと退屈を知ってるのよ


赤が好きらしく、ヒューケラにも興味が湧いたみたい


私が鮮やかな色彩を楽しそうに摘むじゃん?カラスはそれを電線から眺め続けた訳よ、で、何が面白いのか試してみたんだろうね、真似てみたら何だか楽しい、楽しい!楽しい!楽しい~っ!

それが伝わる、ギャーギャー煩く鳴かない、クワックワッって優しく歌う、満たされてるのが伝わる、だから、私も容認せざるを得ない

歌いながら花を摘むのよ?お尻フリフリしながら踊るしね、誰が嫌える?種族を超えた共通の趣味よ?

これを害鳥だの被害だの声高に訴えるなんて勿体ない、喜びは分かち合う事で倍増する、減ったりしない、独占したりコントロールしようとすればするほど喜びは減少する、シモン的エントロピー理論よ♪

クワッ♪クワッ♪

クワッ♪


紅白咲きの金魚草、クワックワッ♪


器を変えてみたニュードーン、クワックワッ♪


粗野なヒメジオンと庭の花達


クワックワッ♪


御覧頂き有り難うございます

紫檬