易者の高橋南北です。
頑張れば頑張るほど、人生は好転しにくくなるかもしれません。
あなたが行っている努力は自分を苦しめ、窮地に追い込んでいる可能性があります。今すぐその頑張りをやめれば、人生は驚くほど好転するかもしれません。
毎日頑張っているのに、運に見放されている人は多いです。
現代の日本では、頑張っても逆に人生が悪化することがあることを我々は認識すべきなのです。
『与えられたものをこなす』だけではもう・・・
現代の社会では、頑張れば必ずしも人生が好転するとは限りません。
この状況に直面している人々にとって、頑張りと運の関係は複雑です。
私は20年以上にわたり易者・哲学者として生きてきましたが、この「頑張りすぎると運に見放される仕組み」について考えてきました。
今回、その仕組みを解説し、人生に上手に立ち向かう方法を提案します。
なぜ頑張りが裏目に出るのか
なぜ頑張りが裏目に出るのでしょうか?
一つの理由は、過度の努力がストレスを生み出し、身体や心に負担をかけることがあります。人々は成功や幸福を求めて努力し、その結果、ストレスや不安が増大し、逆に幸福感が減少することがあります。
幸福になるために頑張っているのに、結果は真逆になることがあります。
また、頑張りすぎると、運の流れを阻害することもあります。
運は時に自然な流れに従って現れ、無理にコントロールしようとするとかえって失敗につながることがあります。
頑張ることは大切ですが、運にも一定の余地を与えることが必要です。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、自分自身と向き合い、何が本当に重要で、どれだけの努力が必要なのかを考えることが大切です。
多くの人がここを理解していないのです。
「毎日同じことを淡々と続けている」ことは素晴らしいことですが、その行動の意味や理由や価値を深く考えずにやっているだけならば、それは幸せになるための反復行動ではありません。
平成の前半くらいまでは、『他人から与えられた仕事』をこなすだけでも十分豊かな生活を送ることはできました。
しかし現代では『自分で仕事を生み出す力』が必須となっています。
無駄な努力を減らし、本当に望む成果に集中することで、運を引き寄せやすくなります。
あなたの毎日の生活をこのまま続けていった先に、理想の幸福のイメージが得られないのならば、今の生活に新たな工夫を取り入れる必要があります。
なぜなら、「良い運」は「良い精神」によって引き起こされるからです。
我々の社会では、イヤイヤ成功した人はいません。
Amazon創業者のジェフ・ベゾスもメジャーで活躍する大谷翔平選手も、イヤイヤ続けた結果成功したわけではありません。
もし彼らが本心ではビジネス・野球をやりたくなければ、その過程で起きた運の良い現象も起きなかったでしょう。
運よく生きたいなら、良い精神で生きることが一番重要で、これ以外にありません。
自分を止めて休ませる重要性
また、リラックスやストレス解消の方法を取り入れることも大切です。適度な休息と心のケアは、運を味方につけるために欠かせません。
人生において成功や幸福を追求すると、しばしば「頑張る」という言葉が登場します。
しかし、頑張ることは無理をすることではなく、日常の習慣や継続的な努力の一部として捉えるべきです。
頑張りが当たり前になり、ストレスにならない状態に達することが、持続可能な成功への鍵となります。
生活における習慣というものは、私たちが日常的に行うことの一部であり、当たり前の行動となります。
例えば、歯を磨くこと、毎日の通勤、食事の準備などがその一例です。これらの習慣は特に苦労を感じずに実行できます。
なぜなら、それらは日々の当たり前の一部として位置づけられ、ストレスを引き起こしません。
同じように、成功や目標達成も習慣の中にあることとして考えることができます。
一度習慣になった行動は、当たり前の一部として捉えられ、無理をすることではなく、自然な流れとして実行できるようになります。
これが「頑張る」ことの本質です。
『頑張る』という言葉は『頑丈を張る』からきていて、これは『同じことを続ける』という意味です。
ただ淡々と無目的に毎日同じことをこなすという意味ではありません。
毎日思考停止で通勤して仕事をして帰るという生活を文字通り『頑張って』いても、突然新しい刺激やインスピレーションやドラマチックな展開は起こりません。
成功を追求するためには、目標に向かって継続的な努力が必要です。
しかし、その努力は無理強いではなく、自分自身にとって当たり前のこととして受け入れ、日常の一部として組み込むべきです。
例えば、毎日少しずつ目標に向かって努力することが、成功への道を開きます。
また、習慣になった行動は、ストレスの要因ともなりにくいです。
なぜなら、その行動が当たり前であるため、特別な苦労やプレッシャーを感じることが少なくなります。
成功に向かう道のりが当たり前の一部として受け入れられることで、心身のストレスも軽減されるでしょう。
つまり、「頑張る」とは、無理をすることではなく、習慣や継続的な努力として、当たり前の状態になりさえすれば、ストレスにならないものなのです。
成功や幸福を追求する際には、目標に向かってコツコツと努力を重ね、それを当たり前の日常の一部として位置づけることが大切です。
そうすれば、持続可能な成功が手に入るでしょう。
運を引き寄せ、努力と運のバランスを取りながら、より幸福な人生を築く手助けとなるかもしれません。
運に見放されていると感じる人々にとって、このテーマは重要です。
頑張りすぎないで、運を味方につけ、より豊かな人生を楽しんでみてください。
運を変えられないという大きな誤解
運に見放される人々は、自分の運命は変えられないと信じています。
たしかに、運命には変えられないものがありますが、変えられるものもあります。
変えられない運命は、生まれながらにして決まっているもので、性別、国籍、家族などが該当します。
これは宿命と言います。
変えられる運命は、自分の努力や選択によって変わるもので、仕事、恋愛、趣味、収入などこれら全て自分の思い通りに変えることができます。
しかし、運命に見放される人々は、時に変えられない運命に対しても頑張りすぎてしまうことがあります。
頑張りすぎることは、自分の本当の感情や欲求を抑え込み、無理や我慢をすることを意味します。
これは、自分の精神と心のバランスを崩す原因となります。
先ほども申しましたが、良い精神状態の上に良い運命が訪れます。
精神は常に心の秤があり、我慢し続けた分だけどこかで解放しなければなりません。
解放する方法は人それぞれ異なりますが、時には飲みに行ったり、レジャーを楽しんだりすることも大切です。
これは自分の精神を整えることになり、つまり運を良くすることに繋がります。
休むことは運を良くするための方法であり、自分を許容することでもあります。
しかし、これは若いうちにそういった発散方法でも良いですが、40代50代になってから夜の街で発散するという発散方法しか知らないのは問題です。
一方で、若いうちから仕事や家庭でストレスをため込んだり、無駄なことに時間やお金を費やしたりすることは避けるべきです。
これは運を悪化させ、自分を苦しめることにつながります。
**手を抜くことの重要性**
物事の結果を出すのに重要なのは一生懸命やることではありません。
効率よくやることが重要なのです。
運に見放される人々は、断れない人々でもあります。
他人からのお願いに対して、必要性や優先度を考えずに引き受けてしまうことがあります。善意で周りの人々を支えようとする一方で、これが度を越すと、自身の幸福や成功に悪影響を及ぼす可能性があります。
この状況は、善意から都合のいい人への変貌を招くことがあります。
一見、相手に合わせた行動を取ることは、良いことのように思えます。
しかし、これが過度に続くと、あなたはただの都合がいい人として見られることがあります。
他人の都合に合わせすぎるあまり、自身の価値観や目標を犠牲にしてしまうこともあります。
自分を犠牲にしてまで他人の期待に応えることは、運命に対する不必要な犠牲です。
お願いする側から見ても、時には過度なサービスや迅速な対応は必要ありません。
他人の期待に過剰に応えることは、相手があなたに対して無理をさせてしまうことにも繋がります。
その結果、相手も不安や罪悪感を感じることがあります。
良い人であることは素晴らしいことですが、相手の言いなりになりすぎないように注意が必要です。
手を抜くことが、関係性や生活の健全さを保つために重要です。
手を抜くというのは、何もしないことではなく、優先順位を考えて行動することです。
つまり効率を重要視するということです。
自分が何を本当に必要とし、何に時間やエネルギーを費やすべきかを明確にしましょう。
他人の都合に振り回されず、自身の人生において主導権を握ることが大切です。
自分の選択と行動をコントロールできるようになることで、自分の人生を生きていると実感できます。
他人の期待や要求に合わせることも大切ですが、その範囲を超えないようにし、自己肯定感を維持しながら、幸福な人生を築いていきましょう。
手を抜くことは、あなたの幸福と成功に向けた健全な一歩となるでしょう。