「一日かけて味わう、海に浮かぶ神殿の魅力」
7月上旬、夫と三男と私の3人で広島へ旅行してきました。
広島二日目は【厳島神社】。
海に建つ神殿は
満潮と干潮でまったく違う姿を見せてくれます。
その景色をどちらも堪能するため
この日はまるごと一日
厳島神社で過ごす計画を立てました。
しかも偶然にも
前日は年に一度の【管絃祭】が行われた日。
ろかい舟のガイドさんから、
「祭の名残があるので、見どころですよ!」
と教えていただき
胸を高鳴らせながらまずは満潮時の参拝へ。
海に浮かんでいるかのように見える
鮮やかな朱塗りの社殿。
その荘厳さに、思わず息をのみます。
平安時代の高度な建築技術に驚きつつ
朱色の美しさに何度もうっとり。
「東廻廊」からは
大鳥居を正面に望む絶景。
連なる朱色の柱が
まっすぐ海に伸びていく様子は
まるで時を超えた絵巻物のよう。
さらに、前日の「管絃祭」で使われた
御座船が横付けされていました。
年に一度しか見られない光景に出会えたことは
まさに幸運そのもの。
満潮時の参拝を終えると
次の干潮までは約3時間。
お昼をすませ、再び神社へ向かいました。
さっきまで海に浮かんでいた社殿が
干潮になるとまったく別の姿に変わっています。
朱色の柱の足元までくっきりと現れ
鳥居まで歩いて行ける時間帯。
多くの人が海底を歩くように進み
大鳥居の真下を目指していました。
私たちもゆっくりと足を進め
間近で大鳥居を見上げます。
その迫力と存在感に圧倒され
長い年月、潮の満ち引きや波風に耐えてきた証を
柱の表面に感じました。
遠くから眺める優美さとはまた違い
近くで見ると自然との共存を物語る
たくましさがあります。
同じ場所なのに
時間によってまるで違う景色と空気感。
満潮と干潮、そして「ろかい舟」での参拝。
忘れられない旅の思い出になりました。
良かったら公式LINEを覗いてみてね~
定期的に「食」に関するお役立ち情報を
公式LINEで配信しています☆
このブログがお役に立てたら嬉しいな![]()
では、また![]()












