いつもブログをお読み頂きありがとうございます
毎年桃🍑の季節になると
3年前に義父を在宅で看取ったことを思いだします
我慢強い義父は
自分の調子が悪くても
泣き言は一切言わないので
ちょっと顔色が悪いかな…
と思っていても
仕事に行く私を
「行ってらっしゃい」
と
いつも笑顔で見送ってくれていました
そんなある日
定期的に通院していた病院で
いつものように血液検査をしたところ
医者が生きているのを驚くほどに
最悪な数値結果でした
そして余命2週間と本人に告げるのです
私はあまりにも突然で残酷な告知に対し
義父の気持ちを考えると胸が張り裂けそうでした
入院するのは嫌だと言う義父の気持ちを尊重して
私達家族は在宅医療を即決しました
在宅医療と言っても
治療はもう出来る状態ではなかったので
どちらかというと
在宅で介護をする家族に対して
これから義父に起きる症状等を説明して頂き
その対処方法を教えてくれるということがメインでした
そんな状況でも義父は食べることが大好きで
亡くなる前日まで好きな物を食べていました
食べると言っても
舐める程度ですが
食べ物を口にする度に
いつも嬉しそうにしていました
そんな義父が最後まで好んで口にしていた食べ物は
福島県桑折町の桃🍑です
桑折町には桃の産直が沢山あって
私は義父に美味しい桃を食べさせようと
仙台から車を走らせ桃🍑を買いに行きました
義父は私が買ってきた桃🍑を
嬉しそうに食べていました
それを見ていたら
「食は人を幸せにする」
「私も最期まで好きな物を食べていたい」
そう思うようになりました
それが私の信念です
最近まで自分の信念とは❓️❓️
とずいぶん考えていましたが
「あした死ぬかもよ?」
この本を読んでいたら
走馬灯のように義父が最期まで食べていた姿を思い出し
一気に自分の信念が言語化できました
そして私の理念は
「食を通じた喜びに貢献すること」
「生産者の思いを形にして消費者へお届けすること」
であり
いつでも自分の理念をお伝えできるように
自分の名刺に掲げています
もし
今
悲しいことや
辛いことがあって
食欲が無い方もいるかもしれません![]()
でも
そんな時だからこそ
自分を大事にするためにも
ご自身の好きな物を召し上がって下さい![]()
![]()
僅かな時間でも
幸せな気持ちになれるといいですね
