日本全国の街頭やネット上で、明らかにムーブメントを巻き起こしている
山本太郎withれいわ新選組。
普通ならここまでの盛り上がりを見せる実態があれば、メディア報道機関が取り上げないはずがない。
しかし、現実にメディアが山本太郎たちにやっているのは
徹底した無視
である。
「どんなことがあっても山本太郎を微塵もテレビに映すな」
そのような悪意がガンガン伝わってくる状況だ。
他は取り上げるのに山本太郎withれいわ新選組だけを
徹底的に無視
する。
これって何か思い出さないか?
そう。
イジメだよ。
子供の学校のクラスの構成員が特定のクラスメイトを徹底して無視するってアレ。
それを主導する者がいて、他者も自分がいじめられる側に巻き込まれないように、主導者の意に沿うように無視をする。
そのような小中学生のイジメと基本的には何も変わらんと思う。
イジメはいけないこと、イジメはするなとお為ごかしにホザいておいて、そう言う大人の社会の方がよほど悪質なイジメにあふれているということだ。
支配階層にいる者の気に入らないことを主張する弱者は徹底的にイジメる。
絶対的な権力を握っていながらちっぽけな多様性すら認めない。
とんでもない幼稚さである。
アベ政権となってから、その幼稚さはどんどん加速している。
だってアベ自体があの幼稚さゆえに、65歳児云々と揶揄されているくらいなのだから、国のトップが幼稚の権化であれば、国全体が幼稚化してくるのも頷けるというところ。
それにしてもよ、いくら利権の下にぶら下がっていると言っても、報道機関を名乗る者たちはジャーナリストとしてのプライドは微塵もないのだろうか?
ならばいっそのこと、報道機関と名乗るのはやめて、政権・大企業の広報機関と名乗って欲しいものだ。
その方がよほどすっきりする。
テレビも新聞も「ニュース」と言わず、「政府大企業からのお知らせ」と称してネタを流せと言いたい。
「こんばんわ、9時のニュースです」
ではなく
「こんばんわ、9時の政権大企業のお知らせです」
といった感じに。
大企業のスポンサー料で儲けている民放等がこのような状況であるのはまだわかるが、国民から強引に受信料をむしり取って贅沢に運営されているNHKが公平中立の精神をドブに捨て、アベ一味の広報機関となり、一味の意のままの広報活動に尽力している状況はとてもじゃないが納得できるものではない。
「NHKをぶっ壊す」
と主張して今回の参院選に打って出ている某政治組織の気持ちも理解できる気がする。
子供の学校も大人の社会も、どこもかしこもイジメが蔓延している。
社会と国がどんどん腐ってゆく。
加速的にだ。
それにブレーキをかけるにはアベ一味の歪んだ政権を終わらせるしかないのだが、まあ、よしんばブレーキをかけてもそれで止まる保証はどこにもない。
それくらい、この国の社会の腐敗と幼稚さは重篤となっているから。
話を戻す。
山本太郎の街頭演説にはたくさんのメディアが取材に来ている。
なのに一切放送しない。
もしもこの先、山本太郎の一派が主流となるような時代がきた場合
「うちは昔からちゃんと山本太郎を取材していた」
と、収録したVTR等を後になってお為ごかしに遅ればせながら流し、新たなる主流者にコウモリのようにすり寄ってゆくつもりなのだろう。
ほんと、卑怯だ。
現在薄汚いイジメに加担している報道機関。
一刻も早く報道機関なんて名乗るのをやめろ。