本日紹介するブランドは『ラルフローレン』です!
世界中で人気があるブランド、ラルフローレン。
今やアメリカでは国を代表するレベルのブランドで日本国内でも知らない人はほとんどいない
良質なファッションブランドとして認知を広めていき、有名百貨店での取り扱いが多く見受けられます。
ラルフローレンのスタイルを一言で表すと、アメリカントラディショナル。
略してアメトラと呼ばれており、イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジしたスタイルで
伝統的でクラシカルなファッションを求めている人々から、今も多くの支持を受けています。
ポニー刺繍が入ったポロシャツが認知度が特に高く
ブランド内でも比較的購入しやすい価格帯で、長い間愛され、最近では古着屋などでもよく見かけるようになりました。
ラルフローレン(RALPH LAUREN)の創業者はラルフ・ローレンという人物です。
元々は、ブルックス・ブラザーズでネクタイ売り場の担当として働いていました。
ローレン氏のアイデアで、贅沢な素材を使用した幅広のネクタイ(ワイドタイ)を販売していました。
このワイドタイが、大ヒット商品になり
1967年 ノーマン・ヒルトンからの財政支援のもと、ボーフランメル社のデザイナーとしてローレン氏は迎えられます。
スポーツが好きだったローレン氏は、ポロという英国屈指のスポーツをモチーフとして
ラルフローレンの始まりとなるブランドの贅沢な素材を用いた、4インチ幅のワイドタイ「POLO(ポロ)」を誕生させました。
ワイドタイは当時流行アイテムではありませんでしたが
「POLO」は、良質な素材を使用したハンドメイドということもあり、多くの男性からの支持を獲得しました。
1968年に独立し、ポロ・ラルフローレン社(Polo Ralph Lauren)を設立します。
翌年には、ニューヨークのデパート内にブランドとして初めての店舗を完成させ
ネクタイのみならず、男性用アパレルウェアやスーツなど様々なファッションアイテムを取り揃えていきます。
メンズのフルコレクションも発表し、ラルフローレンブランドは黎明期に突入します。
妻のためにデザイン・制作を行っていた知識・経験を活かし、レディースラインもスタートさせます。
レディースラインのアイテムでは、上品で伝統的なテーラードスーツが特に好評となり、
ブランドとして初の路面店をビバリーヒルズにオープン。おなじみのポニーロゴの刺繍も登場します。
その後、レディースのファッションショーを初めて行い、全24色のポロメッシュシャツを発表。
世界的に人気なアイテムとなりました。
また、映画「華麗なるギャッツビー」の衣装デザインや、アカデミー賞受賞作品の「アニーホール」の衣装を手がけ、マニッシュスタイルとしてブームを巻き起こし、ブランドの注目度を上げていきました。