鉄砲の発達によって、お城の堀は、その射程距離を考慮し、深さではなく、幅を広くすることを重視したらしいのです。


水戸城の基礎は、常陸の戦国大名佐竹氏によって築かれた近世の土造の城であるとのこと。江戸時代には、徳川家の居城となったが、徳川家がそのまま使用したため、戦国時代の築城技術が分かるそうです。


河岸段丘を空堀によって切断して曲輪を構築しているそうですが、堀の幅と深さは、土造りの堀としては、最大級のものであり、日本一にランクされているそうです。


江戸城のお堀の方が広いのではないかと思われる方も多いと思いますが、確かに鉄砲の射程距離をはるかに越える幅と高さを持っています。しかし、一見すると自然の河川と見紛う規模であるため、第2位とされているそうです。


明日から水戸は梅まつりがはじまります。期間中は「夜梅まつり」をはじめ、様々な関連イベントが開催されます。桜田門外の変のオープンセットも設置されています。たくさんの来場者で賑わうことを願っています。


是非、中心市街地を歩いていただき、弘道館や水戸城のお堀まで足を運んでいただければと思います。また、梅のシーズンが終われば、お堀の綺麗な桜が皆さまの目と心を和ませてくれます。その時期もどうぞお楽しみに、ご来場ください。


水戸の見どころたくさんあります。美味しい食べ物もたくさんあります。おもてなしの心でお待ちいたしております。