ふと思う | 女流棋士 高橋和の「将棋の森@kichijoji」

ふと思う

ある日、公園でふと思った。


アリが歩いていて、その上を無邪気な子供たちが走りさっていく・・・・。


アリは死んだ。


私はアリのことを思った。


帰り道だったのかな。。。。


突然この世からいなくなるなんて考えもしなかったろうに。


巣で帰りを待っていたお母さんアリは帰ってこない子供のことを心配しているんだろうな。


そう思ったら、急に怖くなった。


我が子がいなくなるなんて。急にいなくなるなんて。


人間は突然死が少ない生き物だけど、ゼロじゃないし、いつ誰に起こったって


不思議な出来事じゃない。


ならば、それを覚悟してこの瞬間を大切に生きなくちゃいけない、そう思った。


大事に、大切に生きよう。