以前、Light-Bee Sの細部紹介をしていますが、今回新たに購入された車両が入荷し、組み立て・各部点検・調整が完了したので、更に細かく細部の紹介をしていきたいと思います。
まずは全体像・・・
Light-Beeのエントリーモデルと言う位置付けの車両となるので、前後ホイールサイズはXの19インチに対して17インチ、フロントフォークはダブルクラウンからシングルクラウン、リアショックアブソーバーは10.5インチから9.5インチへと長さが短くなり、最低地上高がXより50mm程低くなっています。
バッテリー電圧がXの60vに対して48vとなり出力も抑えられているので、非常に扱いやすいです。
更にはモード切替に関係無く、最高速度を約25km/hに抑える事も可能なので、自転車に乗れるお子様であれば、少しの練習で乗れる様になるかと思います。
フロントサスペンション・・・
この様にシングルクラウンの倒立フォークが装備されています。
詳しいスペックは手元に資料が無いので判りませんが、インナーチューブ径34mmです。
調整機構は右レッグ下側にエアバルブ、上側にリバウンド調整のみがあり、左レッグは何の調整機構もありません。
調整範囲は11段階あり、減衰もしっかり効いてくれるので、意外にも普通に使えます。
ベースはマウンテンバイク用のサスペンションだと思うのですが、しっかりとしたステアリングストッパーも装備されているので、社外のフロントフォークに交換する際は加工が必要になるかと思われます。
リアサスペンション・・・
こちらはコンプレッション13段階・リバウンド16段階と調整が出来る9.5インチユニットですが、これもまた普通に使えます。
流石に本格的な社外ユニットと比べたらかなり劣るところは否めませんが、単にバネだけの様なふわふわしたした感じでは無いので十分かと思います。
社外のリアサスペンションに交換する際も、Xの10.5インチよりも9.5インチの方が種類が多いので、選択の幅が広がります。
駆動系・・・
スプロケットサイズが58丁、チェーンが420サイズのノンシールゴールドチェーンになります。
Xの48丁に対して10丁も大きくなって大丈夫なの?と思ってしまいますが、その辺はうまく調整されているので、アクセル開けた途端にフロントが・・・などと言う事にはなりません。
タイヤはCST製の70/100-17チューブタイヤです。
メーター周り・・・
これはXと同タイプのメーターになります。
モード切替スイッチにボルトで直に固定されているので位置などの変更は出来ないのですが、昼間の屋外だと非常に見辛いので少し困ります。
メーター読みになりますが、エコモードで約30km/h、スポーツモードで約60km/hまで出すことが可能です。
お子様に乗らせたいとお考えの方には、モード切替に関係無く25km/hまでしか出せない様にリミッターを効かせる事も可能となります。
以上、Light-Bee Sの細部紹介となりますが、記載されていない部分で気になるところや知りたい事などがありましたら、ご遠慮なく当店までお問い合わせください。
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