SUR-RON LIGHT BEEに採用されているリアサスペンション。
リンク式故の長所・短所が色々ありますが、短所を少しでも改善すべく色々と考察しています。
街乗りやちょっとダートを走る程度の使い方であればストック状態でも何ら問題は無いのですが、競技レベルの使用やショックユニットのグレードアップ等を考えた際に改善した方が良いと思われる部分も幾つかあるので、少しずつ改善策を検討しています。
そして、何れは当店で購入いただいたお客様にオプションメニューとして反映していけるよう準備を進めたいと考えております。
手順が解れば簡単に脱着できますが、初めてばらす際はちょっとした知恵の輪状態になるかもしれません。
海外のサイト等で英文のサービスマニュアル等も閲覧することが出来ますが、何か所かそのマニュアル通りのトルクで締め付けると最悪はネジ山を破壊してしまう可能性があります。
締め付けトルクはそれぞれのネジの標準締め付けトルクを基準とし、そこからマニュアル値との間で丁度良い所を探りながら適正と思われるトルクを探っています。
ばらした際に少し気になったのですが、もしかしたらねじ類はメンテナンスの際に国産品に変更した方が良いかもしれません。
せっかくショックユニットを取り外したので、説明したいと思います。
DNM社製のショックユニットです。
BURNER-RCP 2Sと言うモデルで、ダウンヒル用としては最長の10.5インチ(軸間距離265±2mm)となります。
万が一交換等と言った場合、現在DNM社の日本国内での正規販売ルートが無いので、LIGHT-BEEの補修部品として入荷されるのを待つしかありません。
機能としてはスプリングプリロード調整のほかにコンプレッション、リバウンドの調整が出来るようになっています。
青ダイヤル:コンプレッション、赤ダイヤル:リバウンド
海外の通販サイト等で価格を調べると、驚くほど安価なショックユニットすが、意外にもしっかり作動してくれるのに驚きました。
もしも、このショックユニットで物足りなくなった際は、フォックスやロックショックス等のショックユニットでも同サイズの製品があるので、そう言ったショックユニットに変更すると言った選択肢も楽しいかと思います。
これからも少しずつではありますが、LIGHT-BEEの情報をアップしていきます。
こちらでは紹介しきれない情報やカスタム関係に関しても可能な限りお答えいたしますので、いろいろ気になる方は当店までお問い合わせください。
高橋レーシングサービス ホームページ ⇒https://www.takahashi-rs.com/