舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星』感想☆ | 演ジビト《高橋里英》を視界ジャック

演ジビト《高橋里英》を視界ジャック

演じ人・高橋里英(たかはしりえ)から見える世界.
えりオフィス所属、劇団三年物語シーズンⅡメンバー(2012年2月期間満了にて解散)
出演情報や日々の活動記録・アニメや映画や舞台の感想など書いてます☆

こないだ観にいった舞台のドラえもん。


めっちゃ面白かったですーーーーーーーー☆


東京芸術劇場中ホール内


まずね☆劇場入った瞬間に、「キャハ~(>▽<)♪」ってなりました!

ミラーボールが既に回ってるし、ステージの枠がドラえもんの顔になってたんです☆(←これで伝わるかな…;)

でーんとドラちゃんの顔があって、それだけでもう大興奮です。


会場にはやっぱりお子さんも多いので、飽きさせないように出演者の方(アニマル惑星の住人の動物の格好をしてる☆)がドラえもんにまつわるクイズを出していたり、脚本・演出の鴻上先生たちが(たぶんあのお顔はご本人だったと思います)ねずみの帽子をかぶってテーマソングを演奏したり、開演前からお祭りでした☆


いざ、本番が始まったら、薄いスクリーンやワイヤーや煙など色々駆使されてて物語に入り込める楽しい演出がされていました☆


アニマル惑星に行くのにかかせないピンクのもやも、本当に存在しているみたいでドキドキしたし、ワープの瞬間は大きな映像の効果でスターツアーズのアトラクションみたいにリアルに感じたし、タケコプターつけて飛ぶのも自然に見えました☆


主要メンバーみんながタケコプターで空を飛ぶ時は、さすがに役者さん全員がワイヤーで飛んでると大変なことになるので、役者さんそれぞれが自分のキャラクターの人形のついた棒を持って動かすという方法がとられていました(笑)


それ以外にも、月とかも棒付きで人の手で持たれていたりして、最新の舞台技術じゃない手作りな演出もあっておもしろかったです。


空気砲もリアルに登場したんですよ!

TV番組でよく見るでんじろう先生の“段ボールの両脇をたたくと白い煙が輪っかになって出てくるやつ”!

まさにアレこそ空気砲です☆


真ん中くらいの座席にいたのですが、もっと間近で攻撃されたかったです(笑)


チッポの板垣桃子さん、活発な感じがぴったりで可愛かったなぁ☆

そしてしずかちゃん☆すほうれいこさんの声がしずかちゃんっぽいし、ふわっと広がるスカートと靴下の感じがたまらなく良かった♪


靴下ってゆーか、よく見ると靴と一体になった履物スタイルになってました。

普通に白い靴下はいちゃうと、役者さんの筋肉のラインとか生々しくでちゃうじゃないですか。

きっとそれをなくして、よりキャラクター感を出すための作戦だったんだと思います☆


個人的にはその靴下にかなり萌えてました;


でも…なんといっても主役のドラえもんには勝てません☆

みなさん舞台版のドラえもんって聞いて、はじめは「そんなのホントに出来るの?微妙なんじゃないの?」って思われるかと思いますが、全然そんなことないです!

ひたすら可愛いし面白かったです☆


携帯ストラップや時計やノートなどなど、ドラちゃんグッズをたくさん持ってる私ですが、舞台を観て思いました!

あのドラちゃんの着ぐるみが欲しい!

中に入ってた方ごと欲しい☆


だって超カワイイんですよー!

歩き方とかペタペタしてるし、舞台袖に隠れる時に、ちょっと急いでるんだけど早く走れなくてひょいひょいセカセカ一生懸命な動きとか、きゃなりかわゆくて死にそうになりました!


ドラえもんがみんなとタケコプターで飛ぶ場合は、手が丸くて棒をもてないので、黒子さんが代わりに人形を動かしてたり(^^)


あの着ぐるみの材質が知りたいです。

歩くと足の付け根に出来るシワに釘付け♪


しかもカーテンコールの時に客席にウインクしてくれたんです☆

私が見逃してただけかもしれないんですが、劇中は目の表情に変化は一回もなかったと思うんです。

だから最後にその目の変化を見た時はも~ぉドキュンズキュンでした。。。



実は、のび太役の坂本真さんと、ジャイアン役の脇知弘さんが事務所の先輩なので、最後にドラえもんの顔型メモノートにメッセージを書いて置いてきたりしたんですが、お二人とも本当に役にぴったりでハマってました♪


よく学生服でドラマに出られるお二人ですが、まさか小学生もできるなんてすごいと思いました(^^)

トレードマークのメガネに黄色いTシャツ姿や、熊のかぶりものした坂本さんはまさにのび太くんでした☆

ジャイアンは、もう脇さん以外考えられないってくらいジャイアンで、あのまま日常生活に溶け込めるんじゃないかって思うくらいでした☆


ドラえもんと共演できるなんてすっごい羨ましい!まさに夢の共演!


ところでスネ夫くんだけ、なぜかキャラが原作とちょっと違って女っぽいところがあって面白い感じになってたんですが(笑)、小林顕作さんがかなり楽しそうに演じられていたのが印象に残っています☆




色々書きましたが、DVDが11月に出るみたいなので、そちらでチェックしてみてください☆

生で観なきゃ伝わらないこともいっぱいあるけれど、だいたいの雰囲気は感じられるハズです♪



P.S. ちなみにこのドラえもんの舞台を観たあと、すぐに同じ東京芸術劇場の小ホール2の方に移動し、劇団Peek-a-Booさんの『コスモス』という作品を観ました。

ゲートボールの老人たちと宇宙のお話、設定そのものが面白くって、舞台掛け持ちの疲れもなんのそのでした(^▽^)

あ~いっぱい演劇観られて幸せだよー☆