心臓はなんで、どくんどくん言ってるの?
自分の意思でなんで止められないの?
人に説明するときに、
あれ?なんだっけ?
そういうこと良くありますよね?
いつの間にか忘れちゃう
「人体の仕組みシリーズ。」笑
身体が好きな方、運動指導者の方の
何かの為になればと思って書いてます。
(^-^)
今回は、「心臓の動き」について。
はい。
それでは、スタートです(^-^)
まず、質問。
みなさんの心臓は動いてますか?
勿論、動いてますよね?笑
じゃあ、心臓止めれますか?
はい。
勿論、止められませんよね。笑
じゃあ、
なんで止められないんでしょう?
自律神経って聞いたことありますよね?
そうです。
生命活動を維持する為に 自分の意思とは関係なく自律して勝手に機能している
神経ですね。
つまり、
心臓は、自律神経が関与している訳です。
はい。
で、ここら辺までは、
なんとなく覚えてたりしてる人も
多いと思います。
今日は、ここからが本題です。
では、どの様にどう動いているか?
この図をチェックです。
これは、心臓の中を正面から見ている図ですね。
まず、お部屋が4つあることを覚えてみてくださいね。
向かって、
左上のお部屋が…何でしょう?
はい。
右心房ですね。
何となく聞いたことありますよね。
では、
この図は、正面からみているので、
ご自分の心臓の置き換えると
どこら辺が、右心房か?
分かりますか?
そうです。
字のごとく、右手側の上のお部屋が
右心房ですね。
その下は、覚えてますか?
右心室ですね。
何となくご自分の心臓でイメージすると覚えやすいですよ。
上が、房。下が室。
房室。と覚えるといいかも。
反対の「室房」だと「失望」みたいで
ちょっと暗くなりますよね。笑
そして、反対は右が右心房、
なので、左は??
そうですね。
左に変えるだけです。
左心房、左心室。ですね。
となんとなく心臓の構造が入ったとこで、
もう一回、図を見てみましょう。
はい。
どういう風に心臓が動くのか?
心臓は、筋肉の塊ですよね。
心筋っていいますよね。
筋肉なので、電気刺激で動いてます。
じゃあ、
その電気信号はどこで作らているか?
ここからは、
今回のPOINTです。
図の右心室の上の方に、
洞房結節。
ってのがあります。
実はここが、心臓が動く為の
電気刺激の発生源です。
要は、ここが発電機の役割を
しているんです。
はい。それでは、
発生した電気刺激は、
どこに向かうのか?
ということです。
ここからは、電気刺激の流れを確認。
まず、
右心房から左心房に電気刺激が回ります。
なので、両方の心房が収縮するんです。
もう一回、図。
分かりますか?
洞房結節から、刺激がふゎーと出てますよね?
上の左右のお部屋が収縮するんです。
でも、この段階では、下のお部屋。
右心室、左心室には届いていないので、
下のお部屋は、まだ収縮していないんです。
図の真ん中あたりを見ると、
房室結節ってありますね?
次はここに刺激が伝わります。
そこから、その下のヒス束へ。
さらに、右脚へ。
右心室を取り巻いている心筋の中を通ります。
さらに右脚の先、プルキンエ繊維へも刺激が伝わり心室を取り巻く心筋全体に。
と同様の反応が、
左心室の方でも行われます。
要は、心室を取り巻く心筋に電気刺激が回るので、
右心室、左心室がぎゅっと
収縮するんです。
もう一回、図を見てイメージしてみましょうか。
洞房結節
↓
房室結節
↓
ヒス束
↓
右脚、左脚
↓
プルキンエ繊維
の順で、
電気刺激が伝達するってことです。
どうでしょうか。
イメージはつきましたか?
と、ここでもう少し
入れ込みましょうか?
収縮は、
2つに分かれます。
①右心房、左心房。
要は上のお部屋が収縮する時。
と
②右心室、左心室。の
下のお部屋が収縮する時。
に分かれる訳です。
とここで、
前回の記事で書いた、血液の循環と
今日の内容を、リンクして考えてみましょうか。
さぁ、もう少し。
まずは、この図でイメージ。
この図を見て、
何となくイメージ出来ますか?
洞房結節からの電気刺激でどこが収縮するんでしたっけ?
そうです。左右の心房、
上のお部屋が、
ぎゅっと収縮する訳ですよね。
要は、お部屋が小さくなるんです。
ってことは、
血液は押し出されますよね?
どこに行くか?
そうです。
下のお部屋に行きます。
つまり
右心房、左心房の血液が、
下のお部屋に
右心室、左心室に行くんですね。
もう一回図を見て。
想像出来ますか?
右心房から三尖弁っていう弁を通り
右心室へ。
左心房からは、僧帽弁っていう弁を通って左心室へ。
ちなみに、豆知識。
弁は、入ったら逆流しない様に
一方通行の扉みたいな仕組み。で
三尖弁は、3枚ある三角形の弁が尖った部分を付き合わせるような形から。
僧帽弁は、カトリックの僧が被るものに形が似ていることから。
名前が付いたらしいです。
はい。 話を戻して
電気刺激は、洞房結節からどこに行くんでしたっけ?
もう一回思い出してみて。
はい。
そうでしたね。
房室結節からヒス束、右脚、左脚、
それからプルキンエ繊維でしたね。
つまり、下のお部屋。
心室を取り巻く筋肉が、
ぎゅっと収縮しますね。
すると、どうなるか?
イメージ湧きますか?
右心室からは、
肺動脈弁を通り血液が肺に向かいます。
左心室からは、
酸素のたっぷり含んだ血液が
大動脈弁を通り、
無事に全身に回る訳です。
上のお部屋が収縮して、それから下の部屋が収縮する。
時間差で収縮しているので、
心臓の音も
「デュ、デュン」
みたいな音しますよね。笑
はい。長いことお疲れ様でした。
どうでしたでしょうか?
心臓がどんな仕組みで動いて、
動いた結果、血液がどう循環するのか?
思い出してきたでしょうか?(^-^)
で、前回の記事でも書きましたが、
人間は、
忘れる様に出来ているらしいです。
入った情報は、
何もしなければ99%忘れるみたいです。
ただ、忘れない様な
テクニックはある様です。
それは、
「アウトプット」すること。
しかも一週間に3回、
アウトプットすると記憶に
定着出来るそうです。
1日目、3日目、7日目がいいようですよ。
※覚えない記憶術から引用です。
↑
この本、とても為になりました。(^-^)
ということで、今回も
「身体の仕組み編」
最後までお読み頂きまして、
ありがとうございました。
また、次回です!
頑張って書くぞ~(^-^)笑
Best Life アカデミア 高橋晃史