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一昨日のとくダネで紹介されてるのを見て、気になったので読んでみました。

テレビの情報に安易に飛び付くのはイヤだけど、自分が面白いと思ったものは素直に面白いと言いたい。

いやー、面白かった。

関西弁のもつ親近感とイイ感じの力の抜け具合から出てくるゾウ(神様)の言葉は、一般的な啓発書に食傷気味の人にとってはあんみつ(デザート)を食べた時のように柔らかく心に響いてきます。

ショボいドラえもんのような神様と他人とは思えないのび太のような主人公とのやりとりに夢中にさせられました。

また、笑いをとることや寄付をすることなど、この書籍自体が作品中で述べられている教えに沿って構成されているところも誠実で好感が持てます。

自己啓発という実用的な面と小説というエンターテイメント性を見事に融合させた著者・水野敬也さんに拍手を送りたいです。

そしてこれは自分のマジックをどう表現していくかということを考えていく上でも参考になりました。