最近、自分のヘンテコな人生を振り返る事が多くて、眠っている時、夢の中までそのことを。
四人が本八幡で出会った頃、ロサンゼルスでレコーディングする事や、しかもそのロサンゼルスで一つ屋根の下で何ヶ月も過ごしていることを。
細美さんに限っては2022年の半分以上をロスで過ごしてることを。
10代の頃ケンカばかりしていた俺が、これを想像できるわけがない。
ロスにはスコットと5人だけでいるし、スタッフなしでアメリカにいるからエルレの感じからもわけがわからなくなって、出会ったあの頃に戻った気持ちで一杯なんだ。
ただの地元の先輩と後輩で、チンプンカンプンな俺たちは、この先どんな景色を見れるんだろう。
俺は見たい景色があるわけじゃなくて、四人での限界が知りたいだけなんだ。
写真は通っただけのマリブビーチ。
観光に来たわけじゃないけど、どうしてもハノイロックスを思い出す。
そしてレコーディングが佳境に入った今、雄一はLUNA SEAのコピバンで日本に一時帰国しました。
マジでアンビリーバボーなやつだぜ。
ベース録り終わってないし。
Recの最後は4人+スコットで迎えたいから、雄一は4日後にアメリカに戻るそうです。
つうことは、日本に2泊なのかな。
雄一、時差ボケでぶっ倒れたら面白いから細かく報告しますね。
マジでぶっ飛んでるヤツだけど頼もしいな。
雄一を空港に送ったとき、自分だけを自撮りしましたが、後ろに誰か知らない人が写り込んでいるけど、ピンボケしてるので気にしないで大丈夫でしょう。
レコーディングが終わってしまう寂しさを噛み締めながら、精一杯、目の前にあるドラムRecします。
技術も大切だけど「心」を大切に。
心だけは機械のドラムじゃ表現できないんだぜー
楽しみながらこの一打に魂を。
俺が10代の頃、シンガーのある先輩に
「将来、生のドラムはなくなるんだよ
機械がドラムを支配するんだ^_^」
なんて笑顔で言われたことを、不意に思い出しました。
そいつは俺の前からいなくなったけど、俺はまだ叩いてる。
そんなこと言うことでしか俺に勝てなかったんだろうな。
世話にもなったことないし、ただ歳が上なだけの先輩。
俺をなめんじゃねぇ。
急に30年前を思い出して「思い出し怒り」でした。
思い出し笑いの怒り版ね(爆)
そして俺は、細美さんを先頭に四人で今も素敵な人生の道を突き進んでるんだ。
こりゃ息途絶えるとき、俺は笑ってそうだな。
んじゃまた。