俺は歩きながら音楽は聴くことはないんだけど、駅で座ってたり立って聴くことはあります。




で、さっきホームで立って聴いてたんです。




カナル型イヤホンといって、外の音をほぼ遮断するタイプのイヤホンなので、外の音は何も聞こえません。




で、目の前におじいちゃんが立っていて、キレ気味に俺に話しかけています。




ぶっちゃけここ数年で、1番恐怖を感じた瞬間です。




シカトを試みますが、おじいちゃんは俺鼻あたりを見て話しています。




俺は恐怖に包まれながら、イヤホンを外し、おじいちゃんの言い分を聞こうとしました。




内容はこうでした。






























お「サカエさ〜ん。


























助けて〜」















何だテメーは?





ただ、林青空ちゃんの楽曲の確認してたら、突然のサカエさん登場。





俺はいつ何時でも、どこでも道を聞かれるんですが「サカエさん助けて」は、初めての経験です。












その昔、大好きな俺のおばあちゃんが、食べ終わった食器を片付けようと重ね出し、下から




取皿
湯呑み
お茶碗
コップ
お皿




と、トーテムポール的な作品を創作した時の状態に近いおじいちゃんだと、察しざるを得ません。




俺「家はどちらですか?」




と、聞いても、1、シカト入ります。




で、俺の鼻の辺りを見ています。




俺も急いでたけど、ほっとくこともできず、駅員さんがいる部屋まで連れていき、事情を説明。




駅員さんに託しました。




俺はどこでも人に声をかけられるし、動物も寄ってくる不思議な男です。




あぁ、怖かった。




んじゃまた。