あるドラム少年の話です。
昔々、少年はドラムを始めました。
ドラムを続けていくうちに、手と足のストロークに
「ダブルストローク」
と言う、2打連続でショットする奏法がある事を知り、ドラムの本を読み、その少年は奏法の勉強をしたんだ。
するとその本に出て来た、足のダブル奏法は
爪先(つまさき)で第1打目を踏み、2打目を踵(かかと)で踏む奏法でした。
少年は、驚いた。
そんな奏法があったのか!
練習開始。
ただ、その少年は、ちょっとバカだったので、爪先と、踵を読み間違えたんです。
何となく、爪先は初見でも読めそうな気がしますが、バカだったんで。
何しろ読み間違えて、練習開始。
つまり踵で1打目を踏み、爪先で2打目を踏む、世界でオンリーワンの奏法に着手したわけです。
俺の目線から見ると、かなり無理がある奏法で、領域的には
#ちょっと何言ってるかわかんないです。
ただ、この少年はちょっと意気込みがヤバくて、気合いで踵から踏み、しかも2打目を爪先で踏む奏法を完全にマスターしました。
これは、信じられない現象です。
大人になった今でも、その少年は、そのトチ狂った踏み方でドラムを叩きまくってます。
その少年の現在。↓
フル装備ゴロウ。
マジでその奏法で何でダブル踏めるのか、意味わかんないから。
ゴロウ ノシ
んじゃまた。