おばんでございます。いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、グリーン車を利用する際に適用される特定の特急料金の事をブログで解説してまいります。
まず、特急料金には、「指定席特急料金」と「自由席特急料金」の2つの体系で構成されています。
①「指定席特急料金」→特急料金の基本体系
②「自由席特急料金」→基本体系となる指定席特急料金から座席指定料金(530円)を減額したもの
さて、新幹線、特急列車のグリーン車を利用するとなると、特急料金に加えて、グリーン料金という設備に対しての特別な料金が必要となります。この場合ですと、グリーン車は指定席となりますので「指定席特急料金」に「グリーン料金」を追加した料金が適用されると考えになってしまうわけだ。だが、グリーン車を利用する場合の特急料金というのは、「指定席特急料金」(通常期)から座席指定料金を追加したものとなり、それらの料金にグリーン料金を加えた料金となり、特急料金の部分は、自由席料金と同じという事になる。
ここで解説をすると、グリーン車を利用する場合の特急料金は、
グリーン車を利用する際に発生するグリーン料金(これらは設備に対して支払う料金)に座席指定料金が含まれているためで、指定席特急料金にグリーン料金を追加すると、どちらにも座席指定料金が加えられており、座席指定を2席分支払っている事となります。そうなると、「指定席特急料金」(通常期)から「座席指定料金」(530円)を差し引かなければならなくなり、特急料金自体、「自由席特急料金」と同額の特定の特急料金となるわけです。その特定の特急料金にグリーン料金を加える必要があります。グリーン車だけでなく、寝台、グランクラスでも同じ
おさらいすると、
①「グリーン料金」には座席指定に対しての料金が含まれている
②グリーン車を利用する際の特急料金は、①の「グリーン料金」に座席指定料金が含まれているため、「指定席特急料金」に「グリーン料金」を追加した場合には座席指定料金の二重取り(2席分を発売している扱い)とされるため、「指定席特急料金」から「座席指定料金」を減額した「自由席特急料金」と同じ「特定の特急料金」という事になります。