2011年まで残った寝台電車改造の419系 | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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2011年3月まで、北陸では、寝台電車581・583系を改造した近郊型電車が活躍していた。

その寝台電車を改造した近郊型といえば、それは419系だ。



419系は、兄弟車である仙台地区や長崎地区で活躍していた715系電車(今は存在しない)と同様に、581系ならびに583系を改造した車両である。



車両は、かつて仙台地区、長崎地区で活躍してい715系とは同じであるが、実は、419系と715系の違いがある。それはというと、交流電車か交直流電車という違いである。

そう、715系は交流専用の交流電車であるが、一方、419系は交流電化でも直流電化でも走ることができる交直流電車となっているわけだ。


715系は仙台地区では701系、長崎地区では817系?という新型電車によって置き換えられ、1998年に完全に引退となってしまったが、419系は、交流電化と直流電化の2つが存在する北陸本線に交直両用の新車が導入されるのが困難であることから、21世紀を超えても残っていたと考えられたそうだ。


2006年には長浜~敦賀、湖西線が直流電化されるのに伴い、521系が導入されたが、その3年後に521系の増備が進むようになり、419系は521系によって置き換えられることになり、2011年3月のダイヤ改正で完全に引退となった。