会社が従業員の研鑽を目的として資格取得を推奨することは
よくあることです。
しかし、直接業務と関係ないような、難易度の高い
資格取得を強制し、取得できなかった場合は降格
やリストラの対象とするようなことを「資格ハラスメント」
というらしいです。
ハラスメント、つまり嫌がらせですし、パワハラやセクハラと
同じたぐいの行為だと思えます。
ちなみに、「自己研鑽」という名目でこういった資格取得を強制する
場合もあるようですが、自己研鑽であろうが、強制を伴っていたり、
事実上、会社の命令で資格取得の勉強する場合は、その
勉強時間も「業務」とみなされた判例もあります。
業務である以上、資格取得には会社のしっかりしたフォローや
マニュアルがあってしかるべきもの。
何のためにその資格取得を命ずるのか、企業は今一度
考える必要があるでしょう。