そんなわけで、ホームページ見ただけでテンション上がってきた私は、
さっそく“S”工務店に行くことにしました
船橋の工務店に向かう途中、けっこう狭い道を通るので、
ほんとにここにあるのかGoogle Mapを疑いながら進みます
マップが示す場所に着いて、まず見えたのが木材がたくさん置いてある倉庫
一般車両が入っていいのかためらう雰囲気がありましたが、
狭い道だし、後ろから車も来ていたのでススッと侵入
いちおう看板があったので一安心
入ってすぐ右に曲がると、モデルハウス兼事務所らしきスウェーデン風の建物が
2階に案内されて感じたのが過ごしやすい空気感
まだまだ暑い夏の日でしたが、建屋内は温度・湿度がちょうどよく感じました
決して冷房ガンガンに効かせている訳ではありません
この工務店はパッシブハウスジャパンの会員ですが、
その名の通り、 自然のエネルギーを最大限利用し、
少ない電力・ガスで快適に過ごそうという設計思想があります
もちろん高気密・高断熱なので、暑い寒いなどの我慢をせず、快適な暮らしが実現できるらしいです
パッシブハウス自体は環境先進国ドイツの基準ですが、
こちらの“S”工務店はスウェーデン住宅を売りにしています
窓ガラスは木製サッシのトリプルガラス回転窓です
この回転窓ってのは文章で説明しにくいですが、
開けるときに外に向かってグルンッと回って、
大きく開放できる窓なんです
分かりませんね 笑
一般的なスライドする窓は、目一杯片側に寄せても、開放部が窓の半分の面積ですが、
回転窓は窓全体が壁と直行するため、ほとんど全ての面積が開放部となるわけです
ますます分かりませんね
メーカ違うけど、同じような窓をリンクしておきます
なぜわざわざ、こんなにアクロバットな動きをするかというと、高気密のためなんです。
窓の全周にパッキンがあるため、回転してピタッと密着することで、気密性が保たれるんです
窓についてばっかり書いてますが、他にも高気密高断熱を達成するためこだわりを持っていました
パッシブハウスの認定を取るにはオプションで豪華にしないといけないみたいでしたが、
どこまで性能を上げるかはコストとの兼ね合いで、調整できそうです
ただ、低価格で高性能を目指しているだけあって、性能に直接関係ないところはコスト削減しています
床材はシートフローリング
壁はクロス貼り
天然素材がいいなあ
どこまで妥協できるか、できないか
家族と整理する必要を感じました