父の人生を書き留める為に | 衆議院議員 高木毅オフィシャルブログ Powered by Ameba

父の人生を書き留める為に

父はまもなく92才

子供の頃聞かされた父の若い頃の話を改めて聞いておかねばと思い一昨日ベッドの脇で問いかけた

昭和12年2月2日
18才の父はその父の座棺を背負い雪の中を当時山の中腹にあった墓地に運び埋葬した

亡くなった父の父 すなわち私の祖父は当時52才

金沢の砲兵隊に入隊したのが昭和16年

日米開戦は兵隊さんが全員並んでそこで聞いたらしい

その後当時の満州「牡丹江」へ

計算だと約4年だが本人は牡丹江に6年いたと言う
精査の必要有りだ

本人曰くとにかく良く頑張ったらしい

お陰で当時副官(軍隊で言うところの秘書役)で仕えていて先に日本に帰っていた上官に呼ばれ20年の春頃東京市ヶ谷の大本営に転任

たった一人で牡丹江から図門(今の中朝国境)釜山そして下関のルートで帰って来たようだ

もし終戦間際のこの時に帰ってこれなかったならシベリアに抑留されていたであろう

戦争が終わって2ヶ月程で敦賀に戻り国鉄に復職

蒸気機関車の機関助手
すなわち釜焚きに戻る


とりあえずここまでで一旦話は終わり

短いようだがこれだけ聞くのに30分程かかっている

母と結婚するまで2年

末っ子の私が生まれるまで10年の頃の話


続きは牛飼って豚飼って…の話になるのだろう