毎年楽しみにしている節分の恵方巻き
今年は食べたか
食べていないかわからないくらい
十分に味わえず
黙って食べることも出来ませんでした
何だか周りも落ち着かないといった節分を
過ごしました…残念
そして今年も変わらず、
母の認知症との付き合いが続いています。
先日、友人から
「認知症がタカちゃんにとって
何の学びがあるんやろうね?」
と聞かれました。
その時はそこまで深く考えておらず、
その時の思ったことを答えましたが…
正直、何の学びがあるのか
今はよくわかりません。
ただ、その時起こった出来事や
症状に向き合い、家族と相談し、
改善策を見つけることに精一杯で
身体が震えるほど
不安や不満でいっぱいになり
落ち着いて!落ち着いて!と
自分に言い聞かせることもあります。
きっとそれは自分だけでなく、
同じように家族も
それぞれ戦っていると思います。
そんな中でいつも気持ちが救われているのは
父の姿と言葉です
父から学ぶことはたくさんあります!
ひとつは、
嬉しい・楽しい・悲しい・寂しいなどの
気持ちを具体的に伝えてくれること。
気持ちの表現が苦手な私にとっては
とても勉強になっています。
例えば
「病院外のベンチに座っていたら、
若い看護師さんに
寒いから中のベンチに座ってください!と
声をかけられて、
嬉しくて元気になったわ」
「今日は○○へ行って楽しかったわ
また行きたい」
「本当はあの時〇〇してほしかったけど、
してもらえんかって悲しかった…
我慢した…」
「会いたいけど…会いに行きたいけど…
会えんのは寂しいな」
少しでもこんな風に伝えられると
その時の父の気持ちがわかるので
私も接しやすく、話しやすいです
そしてなにより!
その方が可愛いおじいちゃんに思えます
今月で77歳になった父。
日頃の感謝とストレス発散にと
今年のお誕生日会は
食事と父の大好きなカラオケへ行きました
加山雄三ソングを
目を閉じ、ポケットに手を突っ込んで
熱唱していました
その動画を家族のグループLINEに送り
きっとその父の姿は一生忘れず
代々言い伝えられることでしょう笑
ホームページはこちら