いま新幹線で通りすがりの車掌さんに乗り換えについて聞いてたんですね。結構乗り換えの時間がタイトだったんで確認したかったんです。
でね、車掌さんが来るのを待ってたんですけど、そしたら待ってる間にちょっと気付いた喜びがあって。その喜びを掘り下げてたら、生命の美しさに想いを馳せて泣く、という事態になってたんですね。
そしたら、そこにおもむろに車掌さんが通りがかりまして。
だから声掛けて乗り換えについて聞いたんですね。聞き終わって「ありがとうございます」って言ったんですね。
その「ありがとうございます」って言った時にですね、頬を伝う涙を拭うのも忘れていたことに気付きまして。
泣きながらってほどではないんですけど、涙が頬を伝いながら、普通に乗り換えのことを聞いてたわけなんですね。
車掌さんがね、なんか凄く優しく教えてくれて、「丁寧なひとだなぁ」と思ってたけど、聞き終わってから一人で、「だからかー」ってなりました。
あと、いま実際に乗り換えたんですけど、ほんとに時間なくて結構走りました。ギリギリ乗れた感じです。車掌さん、ありがとう。
そして、急に走ったら気持ち悪くなりました。吐きそうです。なう。
高岸新晴(たかぎしよしはる)でした。