主にうま味成分として知られているのは、3つの物質
こんぶなどに海藻類に含まれるグルタミン酸
かつおやお魚などに含まれるイノシン酸
干ししいたけなどきのこ類に含まれるグアニル酸
そして、肝心なのがここ
対象者を2つのグループに分けます。
赤チームには飲むスープにはうま味あり
青チームにはうま味無しのスープ
そして
両方に、スープを飲んだ45分後に食事をとってもらいます
その結果
赤チームうま味入りスープを飲んだ方は
408kcalで満足したのに対して、
青チーム
うま味無しスープだった方は446kcal食べていました。
その差は38kcal。
(出典 Umami flavor enhances appetite but also increases satiety
Una Masic and Martin R Yeomansより引用)
たかが、38キロカロリーと思った方
一度のお食事でこの差ですから
一日三食で 114Kカロリー
ひと月で 3,420㎉
1円を笑うものは一円に泣く!?じゃないけど
1㎉を笑うものは1㎉に泣く?!
ダメなちょっとずつの積み重ねが着実に体重増加に繋がるし
ちょっとした良い行動も着実に身体に良い影響があります
しかも
簡単なので、続く!!
うま味物質を味方につけることで、
満足感がアップ
無理なくお食事の量を減らせるのですから。
さらに
東北大学の笹野高嗣教授
うま味で病気を治療する事を
世界的な科学雑誌
(NATURE. 9 JUNE 2016. Vol 534. No. 7606.)
にて発表されてます
なんと、このこんぶ水
ドライマウスの患者さんに治療にもつかっています
実際、
うま味を摂る事で唾液量が
通常に戻った患者さんがたくさんいらっしゃるそうです
唾液って、唾液は常に、口の中の環境を守ってくれている大事な成分
笹野教授によると
唾液は傷を治す成分を含んでいるそう
動物が傷をなめて治すように、
人間も昔は傷に唾をつけて治していたそう
「すりむいて、唾でもつければ治る」
というのは、実は理にかなってるなんですね
と、
満足感アップでお食事量を減らすだけでなく
唾液量までアップして病気も直しちゃう
すご~いパワーを持った、うま味
でも、うま味ドリンク、
つくるのは簡単
お水とコンブだけ
笹野教授おすすめは
小さく切り刻んだ40gの昆布を
500mlの水に入れるだけ
一昼夜そのまま置けば完成
でも、笹野教授は、ドライマウスの治療へのおススメ量なので
私は
もっともっとコンブ少な目(笑)。
このサイズ、200~250CC位のお水には
小さな昆布を2~3切れいれてるだけです。
コンブは摂り過ぎも良くないですし
それぞれ、お好みで調整なさってくださいね。
こんぶだけ持ち歩けば、旅先でも簡単に作れちゃうので
旅行にも持参する位
こんぶ水にハマってます
寝る前に手で割ったこんぶを入れて
ミネラルウォーター注ぐだけ。
冷蔵庫にいれておけば
朝には出来ているので
それを持ち歩きちょくちょく飲んでました
だいたい、旅行では体重1キロ~2キロ増加しちゃいますが
先月のGWの沖縄では
体重増加無し
でしたよ
おろるべし、コンブ水
勿論、取り過ぎは注意です