滋賀県 守山市 岡町 高木音楽教室
高木美香子です
先週、映画『窓ぎわのトットちゃん』を、
観てきました
原作本は、昔からの私の愛読書でした
リトミックを始めるきっかけになったのも、
この本がスタートです
トットちゃんが通うことになった
ともえ学園の校長、小林宗作先生は、
日本で初めてリトミックを伝えたそうです。
この本の中で、
トットちゃんや生徒ちゃん1人ひとりに、
「君は、本当は、いい子なんだよ」
(映画では、本当にいい子なんだよ、と
なっています)
と、多くは語らず、暖かい眼差しで、
向き合う姿勢に感銘しました
そして、「リトミック」の項で、
生き生きと小林先生のピアノに合わせて、
ステップしながら、リズムに合わせて活動する
様子に、こんな音楽教育があるんだと、
10代の頃、これまた感銘したのでした
それから、年月を経て、リトミックを学び
始め、現在に至ります
原作での、大好きな、
いわさきちひろさんの
イラストのイメージがあり、
映画のアニメの映像に馴染めるかな?
と思いきや、美しい自然いっぱいの風景や、
やわらかい色彩、
全てを描きすぎていない描写など、
とても素晴らしかったです。
講堂で、リトミックをしているシーンも、
歩いたり、走ったりしている足の指先の、
使い方まで、とても細やかに
表現されていました
生き生きとリトミックを楽しむ生徒達や、
ピアノを弾く小林先生に、
胸が高鳴りました
原点とも言える作品を、
改めて映画で観て、やっぱりリトミックって、
いいな、と実感しました
戦争についても、描かれていて、
悲惨であり、決して、
あってはならないものである、と思う、
徹子さんや、製作者さん達の意志が、
伝わってきました。
上映は終わりましたが(おそらく)、
たくさんの人に観て欲しいと思います
『続 窓ぎわのトットちゃん』せっかく買って
おきながら
早く読まなければ