滋賀県 守山市 岡町 高木音楽教室

 高木美香子ですチューリップ赤



2月のリトミックレッスンでは、


1才から3歳、また、保育園で


「てぶくろ」のお話を使って、


レッスンしました。


雪の山の中雪だるま


「おじいさんが、てぶくろを、ひとつおとして


 ゆきました」


そこへ、1匹のくいしんぼうねずみねずみ


やってきて


「わたしもいれて、はい!」「さあ、どーぞ」

「チュー!」


「おじいさんのてぶくろに、次々はいって


 ゆきました」


 やがて、


 ぴょんぴょんうさぎネザーランド・ドワーフ

 おしゃれきつね

 のっそりぐまクマ


など、どんどん動物達が、てぶくろの中に


ぎゅうぎゅうに、入っていくお話です。



優しい動物だけでなく、様々な大きさの、


獰猛な恐ろしい、イノシシやオオカミ、クマも。


異なる様々な、形、大きさ、性格、の動物を、


冬の寒さから


お互いに身を守る為に


てぶくろの中に、受け入れて行く…


「てぶくろ」という、寛容の中に、他者を


認め合い、受け容れることの大切さや


素晴らしさを、シンプルなストーリーで、


表現しています。


ご存知、ウクライナの民話です。



2018年のリトミックの発表会、


テーマは、「お話でリトミック」


私の担当、


1歳から2歳のクラスで、


この「てぶくろ」を、


2歳から3歳のクラスで、


「おおきなかぶ」


取り上げました。


それぞれパネルシアターを作ってもらったり、


歌や、曲も作らせて頂きました。


「おおきなかぶ」は、


ロシアの民話です。



まさか、愛情こめて、考え通して、取り組んだ


この2つの作品を、生み出した国どうしで、


悲しい歴史が、また繰り返されるとは


悲しくて、言葉になりません。


こんなことは、決して起こってはならない。




発表会では、それぞれの場面の、


入場や、伴奏譜、間奏など様々な場面で、


楽譜を作ります。


ウクライナに関する曲、


カバレフスキーのウクライナ民話による変奏曲や、


ロシアの作曲家、チャイコフスキーの


ピアノ曲を使って、動物などの表現の曲や、


入退場、間奏などで、演奏しました。



私達、リトミックやピアノを子ども達に


指導する上でも、切ってもきれない国々です。



コロナ禍での戦い…想像を絶します。


平和な日々が、戻りますように。