車イス生活になった元「横浜山手のカフェのマスター」のカフェ巡り日記 -6ページ目

車イス生活になった元「横浜山手のカフェのマスター」のカフェ巡り日記

車イス生活になってから行った「横浜カフェ」の日記を中心に書いていくブログです。
「物理的バリアフリー」「接客的バリアフリー」がどうであったかという視点で書いています。
また、駅からの道順や道路状況、トイレ情報などについても、できる限りまとめていきます。

126日にOPENしたばかりの、

Marche de Sweets 横濱元町(マルシェ スウィーツ)」へ行ってきました。

「元町・中華街」駅を出て、河岸通りを歩いているとすぐですが…

元町のスターバックスからの川沿いでも、分かりやすいと思います。

 

 

 

 

 

【注文したもの】

☆フランス山のモンブラン

☆デュエット(マスカット&洋なし)

  

こちらのお店、「プリン推し」です。

これだけの立派な外観と店内なのに、「プリン推し」であることには違和感がありまして。

ショーケースには、ケーキ類の他、様々な種類のプリンが並べられています。

「なめらかプリン」「赤い靴のカスタードプリン」「ショコラプリン グアナラ」「抹茶プリン~希林」「イチゴプリン」

まるでプリン専門店のようです。

では、なぜ、「プリン推し」なのかというと…

それは後述します。

 

最近…最近といってもいつからか微妙ではありますが、

ローソンのロールケーキあたりからでしょうか。

「コンビニスイーツがおいしい」「そのへんのケーキ屋にも負けない」

というような声を聞いたり、見たりするようになったのは…

では、こちらのモンブランを食べた時に、同じことが言えるでしょうか。

土台にメレンゲがあって、クリーム、マロンモンブラン…

今まで食べたモンブランの中で2番目においしかったです。

各コンビニではモンブランは定番商品として販売していて、

色々なものを食べましたが、やっぱり違います。

値段にも差があって当然と言えばそれまでですが、ケーキ屋としては、

ここまで感じさせるものでなければいけないと思います。

 

メニューには何と書いてあったかは覚えていませんが…

Duet(Muscat&Pear)」を注文。

紅茶メニューは、「紅茶専門店ラ・テイエール」の茶葉を使用しています。 

 

お店でもらったチラシによると、シェフのプロフィールは

 

宮根聖征(Masayuki Miyane

1967年東京生まれ

日本航空ホテル、東京ベイヒルトンホテル、オリエンタルホテルなどで約12年、

その後、なめらかプリンの商品開発責任者として約19年勤め、

この冬、横濱元町にて独立開業。

プリンの最高峰としての「極シリーズ」をはじめ、

コンビニのプリンパフェ、企業のデザートプロデュースなどを手掛ける。

   

【車イスで行ってみて…】

普段から1人車イスで動いている人であれば、付き添い無しで行くことができるお店です。

正面から入ろうとすると、道路との段差が大きいですが、「河岸通りに面した側」であれば、店舗敷地とはほぼフラットです。

もしかすると、出入口ドアを開けるのが難しいかもしれませんが…

開放感あるガラス張りの造りなので、店員さんに気付いてもらいやすく、手伝ってくれることでしょう。

イートインスペースも、車イスで動くにも十分な広さがあります。

ただ、カウンター4席はテーブルが高く利用できず、テーブル8席と席数は多くないことだけ注意が必要です。

 

【トイレ情報】

「元町・中華街」駅まで近いので、そちらまで行くことをオススメします。

改札の中にもありますし、エレベーターに乗って3階、4階にもあります。

駅や商業施設で色々なトイレを利用しましたが、

比較的キレイですし、広さもゆったりしていました。

 

【勝手な想像と独り言と…】

家賃が高そう。

イートインスペースがあって、裏の製造スペースも考えるとかなりの広さですし。

オーナーさんは個人なのか…

シェフがオーナーさんだとしたら、ホテルのシェフはお給料良いのかなと。

それか、パステルか、また別の会社のほうが好待遇でヘッドハンティングされたとか。

元町にこれだけのお店を開業するということは、資金がないとできないと思いますので。

 

それと…

コーヒー豆は、なぜ、「ポティエコーヒー」なのか。

「ポティエコーヒー」がオープン前の飲食店に営業かけるとは思えないですし。

全自動コーヒーマシンは「jura E6」だったような。

では、コーヒーマシンはどうやって選んで買ったのでしょうか。

今回は紅茶を飲みましたが、次回はコーヒーを飲みたいです。

というか、プリンも食べてないですし。

コーヒーと同じように紅茶のことを考えると、「テイエール」の茶葉を使用しているのは、

たまたまのタイミングで、それが少しずれていれば「ミツティー」になっていたのではないかなということです。 

例えば…

この界隈に土地勘はなく、近隣のお店も知らない中で…

石川町駅を出たらポティエコーヒーがあった、

ドンキホーテへ買い物行ったらテイエールがあった、みたいな。

 

Marche de Sweets 横濱元町(マルシェ スウィーツ)に続く。

 

【店舗情報】

Marche de Sweets 横濱元町(マルシェ スウィーツ)

横浜市中区元町2-81 OZONEビル1F

045-228-9455

https://www.facebook.com/marchedesweets/

https://www.instagram.com/marchedesweets/

営業時間:10:0019:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)


 

 ※カフェ以外に行ったラーメン屋などのお店については、Instagramのほうをご覧ください↓

https://www.instagram.com/yokohamayamatecoffee/

最近、「ご予約・貸し切り」のご相談が続いたので、詳細をまとめておきます。



まず、「カフェ利用としてのご予約」についてです。


当店はテーブル席が2つしかございませんので、ご予約を承っております。


前日までにご希望日時を伺えると助かります。


その際のご連絡方法は、電話ではなく、メールかFacebookページからのメッセージでお願い致します。


今までにご予約いただいたお客様は…



・1度目はおひとりでご来店されて、2度目はお連れ様とご一緒されたいということでした


・土日に何度かご来店いただいてもタイミングが悪く、いつも満席だったので、確実にご利用できるように



どうしてもご来店されたい方で、時間を決めていただけるようでしたら、


ご予約されることをお勧めしております。



次に、「貸し切り」「貸しスペースとしてのご利用」についてです。


こちらについては、当店ではルールやシステムが決まっておりません。


「日にち・時間・曜日・人数」など、具体的にご相談いただけたらと思います。


特に「NG」はございませんが、当店では「貸しスペース屋」ではありません。


したがって、「ぜひ借りてください」ということではなく、


「ご相談承ります」というスタンスであるということをご理解いただけると幸いです。



以前にご利用いただいた形としては…


・写真の展示会


・某アイドルの撮影協力


・ホームパーティーとして


・お花教室


・コーヒーを楽しみながら水彩画を描く会



何でもできそうで、何ができるのか…


器用貧乏のような感じもありますが、


貸切料金、その有無については、内容、日時、曜日等により異なりますので、


当店で何かされたいとお考えの方は、まずは、お気軽にご相談いただけたらと思います。



では、よろしくお願い致します。

結論から簡単に申し上げると、完璧な状態で開店するべきということです。


当然のことであり、普通のことのように感じるかもしれませんが、


その意識をもっと高めるべきということです。


逆に考えると、万全の準備ができていないということであれば、


開店日を遅らせてでも準備を整えるべきだと思います。


開店日を遅らせることのメリットよりも、


予定通り開店することのデメリットのほうが大きいと考えられるからです。


店側とお客様側には、意識の差が少なからずあるものです。



お客様は、新規オープンのお店は気になるものです。


気になると、その時に「行きたい欲」が高いと言えます。


食べたいと思い付いた時に、食べたほうがおいしく感じるからかもしれません。


ただ、お客様が店に対して下す評価は、1度行っただけで決まります。


つまり、開店直後であって、店側がバタバタしていたとしても、


お客様にとっては全く関係のないことです。


100%の力を出しきれていなくても、それで判断されてしまうことを念頭におくべきです。


したがって、開店時に完璧な準備をすることが重要であり、


もしそうでなければ、開店日を遅らせることも考えるべきだと思います。



ここまでは理想であり、心掛けることです。


現実的にはなかなか難しいことでしょう。


個人店で1人であっても、大型店舗でアルバイトを含めた従業員数が多くても、


店という「箱」に対しては慣れていないものですし、


接客、調理という「実践」もできていないので、完璧な準備は無理と言えます。


本当に大切なことは、どのように順応し、改善していくかだと考えています。



そのようなことを経験すると、お客様の立場になって考えることがあります。


それは、「話題のニューオープン」のようなお店には、


オープンしてから3ヶ月後くらいに行ったほうが良いということです。


オープン直後に行きたい気持ちは分かります。


テレビ、雑誌等を見たことで、「行きたい欲」に駆られているからです。


また、SNSにもアップしたくなるでしょう。


ただ、その店を、その店の味を、本当に楽しもうと考えるならば、


やはり3ヶ月後くらいが良いと考えています。


時期は遅ければ遅いほうが良いですが、「3ヶ月」はあくまで経験上の数字です。


理由は、前述の通り、店側が営業することに慣れていないためです。


例え問題なかったとしても、3ヶ月後のほうが、より良いサービス、


より良い商品を提供してもらえることは間違いないでしょう。


もしそうでなかったとしたら、成長していない店ということで問題ありになるだけです。



「話題のニューオープン」のお店に行列があると、とても賑わっているように見えます。


本当のところはどうか分かりませんが…


確かに来客数は多いと思いますが、そちらに対応しきれていない可能性もあります。


3ヶ月後であればできないはずの行列が、オープン時にはできているかもしれません。


見た目のイメージと実際は、少しズレがある時があります。


それは例えば、「激狭ラーメン屋」がカウンター5席のお店のようです。


来客数6人以上で列を作り始めます。


それは例えば、スーパーのレジでも言えることです。


並んでいる人数が少ないレジに並ぶことは、あまりにも短絡的です。


いち早く会計を済ませることが目的でレジ選びをするのであれば、


「人数」と合わせて、カゴに入っている「品数」まで見るべきです。


「1人」しか並んでいないのに山盛りのカゴ2つ持っている列よりも、


「3人」並んでいても1個しか買わない人であれば、そちらのほうが早いと予想できますので。



色々な考え方、様々な視点がありますが…


結局、店側はお客様目線で物事を考えないといけないということだとまとめておきます。