【Cafe Elliott Avenue(カフェエリオットアベニュー)〈元町・中華街駅〉】 | 車イス生活になった元「横浜山手のカフェのマスター」のカフェ巡り日記

車イス生活になった元「横浜山手のカフェのマスター」のカフェ巡り日記

車イス生活になってから行った「横浜カフェ」の日記を中心に書いていくブログです。
「物理的バリアフリー」「接客的バリアフリー」がどうであったかという視点で書いています。
また、駅からの道順や道路状況、トイレ情報などについても、できる限りまとめていきます。

 

 

 

 

 

言わずと知れた名店、有名店です。

こちらのお店の代名詞と言えば…

「綺麗なラテアート」ではないでしょうか。

お店へ行った方々のInstagramblogなどを見ると、一目瞭然です。

で、お店の紹介文ではきまって…

 

「シアトル以外の海外では唯一横浜でしか飲めないEspresso Vivace

David Schomer氏に師事したバリスタが経営する店」

それ以上のことを書いてあるものはほとんどないと思います。

 

興味のない人からすれば、

「シアトルのコーヒー屋であれば、そこ以外で飲めないほうが普通じゃない?」

David Schomaって誰?そんなにすごい人なの?」

と言われそうで。

 

実際は…

「『デビット・ショマー氏』はラテアートの元祖で、バリスタ界では神様のような存在」

ラテアートはいわゆる「フリーポア」で「デザインカプチーノ」ではありません。

「シアトルに3店舗ある『エスプレッソビバーチェ』の豆を、そこ以外で飲めるのはここだけ」

Espresso Vivace」「David Schoma氏」について、もう少し知りたい方は、

こちらのblogをご覧くださいませ

https://travelyokohama.hatenablog.jp/entry/2018/12/27/233000

 

 

では、全米No.1の「Espresso Vivace」は美味しいのか?

David Schoma」氏に師事したバリスタが淹れるものだから美味しいのか?

「キレイなラテアート=美味しい」なのか?

価格が高いものは美味しいのか?

 

 

外からの情報は捨ててください。

味だけにフォーカスすること。

頭で味わうのではないです。

目の前の1杯に集中して飲んでみてください。

 

 

フォームドミルクのきめ細かさ。

ミルクの甘さ。

エスプレッソの深いコク。

そして、ミルクとエスプレッソの一体感。

 

 

綺麗なラテアートの写真を撮るのも、友達とおしゃべりしながら飲むのも楽しいです。

ただ、飲むことだけに集中すると、美味しさがより感じられるものだと思います。

 

また、何も知らないで1杯のコーヒーを飲む楽しさもありますが、

そのすごさを少し知ってから飲むと、それまでとは違った楽しみ方になるかもしれません。

 

そして、「Cafe Elliott Avenue」でカフェラテを飲んで終わりではないです。

その後に、他のお店などで飲んでみた時に、その美味しさを再確認することになると思います。

コーヒー感が足りないかな…

エスプレッソとミルクの一体感がないかな…

Cafe Elliott Avenue」のほうが美味しかったかな

いや、自分の好みはこっちかな…など。

 

「普通に」綺麗なラテアートであれば他のお店にもあります。

ただ、ラテアートの見た目だけでお店が分かるもの、そこに美味しさを伴っているものを探すとなると、お店はそう多くないでしょう。

Cafe Elliott Avenue」が横浜にあることは、ちょっとした幸せなことだと思います。

 

Cafe Elliott Avenue」では、クオリティの高いエスプレッソ豆を使い、「LA MARZOCCO」の専属バリスタであるほどの確かな技術でコーヒーを淹れているので、美味しいことに間違いはないです。

ただ、コーヒーには「深煎り」「浅煎り」があるように、人それぞれ好みがあって当然とも言えます。

この美味しさは「絶対的」なものではないので、自分好みのものに出会えれば、それが一番だと思っています。

 

【車イスで行ってみて…】

車イスでも、店内で楽しむことはできます。

20席くらいありますが、店内は「縦長の空間」なので、奥のほうの席へ行くことは難しいです。

そうすると手前の席か、テラス席になります。

 

【トイレ情報】

お店を出てすぐのところにある「人形の家」のトイレを使うことができ、車イス用のものもあるのですが…

大きくて、重たいドアを「押」で開けるのは難しくて、僕ができなければ誰にもできないと感じました。

仮に入れたとしても、出てこられるのか…

結局、お店の方に手伝ってもらいました。

また、トイレ自体は広く作られているだけであって、いわゆる「多機能トイレ」ではなかったです。

もちろん、手すりは付いていましたが、本当にシンプルなトイレでした。

 

【店舗情報】

Café Elliott Avenue(カフェエリオットアベニュー)

横浜市中区山下町18 横浜人形の家1F

みなとみらい線「元町・中華街」駅 4番出口より徒歩3

045-664-5757

https://www.elliott.jp

営業時間:11:0019:00

定休日:月曜(月曜が祝日の際は火曜へ振替え)

 


※カフェ以外に行ったラーメン屋などのお店については、Instagramのほうをご覧ください↓

https://www.instagram.com/yokohamayamatecoffee/