釜戸

ずっかりすすしくなりましたが。

夏の終わりの秋の入口にはいろんな思い出がございます。

その中のひとつ

初めて

カマドウマ

という虫を見たとき


そりゃたいそう
おののいた。


パッと見

ま、ふつうの虫やね
ってなもんだったん…

なんかちやう。
（なにかが違う）
かたちきもい
（形が気持ち悪い）
いのきのろい
（動きがおそい）

ああああ、激しく怖い。


なんやろ、なんで

あんなにこあいのやろ


すばやく動いてこあいのもあるけど、
それとは違い、どよーんとした動き。


こええ


いっしょにいた友達がする、ものまねさえも

怖い


当時、大学生でした。

大学生がカマドウマを怖がるという絵もバカですが、
カマドウマのものまねをする大学生も、

これまたバカです。


それ以来、その友達とは会っていない。


ちなみに、カマドウマ

釜戸に群がるから、そう名付けられたそうな。

いのきのろいからウマってついたんかな。