ちょうど90年前の昭和11(1936)年3月、古川緑波一座の短期興行 ロッパ 日劇へ現る ‼ (3月11~20日、有楽町の日本劇場)の新聞広告。

「~現る」とは 古川緑波(当時32歳)が、まるで 鞍馬天狗 か 宇宙人、怪獣 のように感じられてしまう大仰なタイトルだ。
それはともかく、まだ ビクター専属 だった頃の 渡辺はま子(当時25歳)や 藤山一郎(当時24歳)らが出演しているのが意外だ。
この興行に限り、日劇の1階席と3階席はすべて 50銭均一。2階席のみが 1円 に入場料が設定されている。残念ながら日劇の内部でショウを見物した経験はないのだが、当時の日劇は 2階席こそが特等席 だったのだな。90年前のこの興行だけかもしれないが。