高樹千佳子のオフィシャルブログ 『ちーたか』-200902061348000.jpg
先週金曜日のめざ土ココ調ロケは、『暖冬で流氷がなかなか来ない北海道』取材でした。



女満別空港から、先週金曜日の時点で、この冬唯一流氷が接岸しているという、知床のウトロへ。


写真の、私の後ろが海なんですけど、手前の波打ち際は白いですよね。これが流氷です。


でも例年なら、もっと水平線まで流氷があるそうです。今年は、例年より3度ほど、北海道の平均気温が高いためか、流氷が来るのも遅く、量も少ないそうです。


流氷そのものをよく見てみると、大きなもので、厚さは60センチ~70センチくらい。でも、これでも、例年より薄いそうです。


地元の方によると、子供の頃は、もっと、建物のように大きくそびえ立つ流氷が来ることもあり、水平線までずっとつながっていて、どこまでも歩けるほど、一面流氷だったそうです。
その頃と比べると、もちろん流氷が多く来る年もあるけど、全体的には、だんだん流氷が、薄く、少なくなってきているとおっしゃっていました。


暖冬だけでなく、地球温暖化や、それによる異常気象などの影響もあるんでしょうね。深刻な状況です。



この日の知床の気温は、マイナス6度!!風もあって、体感温度はもっと低い感じでした。
慣れない寒さで、体が凍り付きました!!「寒い」というより、露出してる顔が「痛い」感じです。
暖冬とはいえ、寒がりで冷え性で東京育ちの私には、なかなか厳しい寒さでしたよ。